米Amazonは4月21日、ショッピング向けAIアシスタント「Rufus」の最新機能などを紹介するページを公開した。価格履歴の確認や目標価格到達時の通知・自動購入、手書きメモからのカート追加、他社ECサイトとの比較や代理購入など、商品リサーチから購入までを支援する機能を紹介。買い物体験の効率化とパーソナライズの高度化を図るとしている。
「Rufus」は2024年2月に米国で提供を開始したショッピング支援AI。ユーザーの質問に応じた商品提案に加え、閲覧履歴やほしい物リスト、購入履歴をもとに、個々の嗜好に応じたセール情報や関連商品を提示する点が特長だ。日本では2025年9月に正式提供している。
定期タスクや通知を自動化
新たに搭載した「Scheduled Actions」は、チャット上で定期的な買い物タスクや通知を設定できる機能。たとえば、日用品の補充候補の提示や、特定商品の定期的なカート追加、お気に入り著者の新刊通知、イベント前のギフト提案などに対応。Rufusが商品リサーチから通知、カート追加までを担い、ユーザーは最終判断に集中できる。
価格履歴の可視化と自動購入
価格関連機能も強化した。各商品の30日・90日の価格履歴を表示し、現在価格や過去の最高値・最安値を提示。「過去にセールだったか」といった質問にも応答する。
さらに、目標価格の設定による通知や自動購入にも対応。「○ドル以下で通知」「30%オフで購入」といった条件を設定すると、価格を継続的に追跡し、条件達成時に通知または購入処理を実行する。
パーソナライズと購買前リサーチ支援
「Rufus」は、ユーザーごとの購買履歴や行動データから、関連性の高い商品やセール情報を提示する。「自宅に写真スタジオを作るには何が必要か」といったテーマに対して、リサーチ結果と商品提案をまとめたカスタムガイドも生成。検索や比較の前段階から購買検討を支援する。
画像認識・再注文・外部EC連携も
画像認識機能は、アップロードした写真をもとに類似商品を検索したり、用途に応じた商品を提案する。
手書きの買い物リストを読み取り、該当商品をカートに追加する機能も備える。
再注文機能は、過去購入商品をまとめて再購入できるほか、在庫切れ時は代替商品を提示する。
Amazon外の商品探索・購入を支援する点も特長的だ。「Rufus」の「Shop Direct」機能は、Amazonで販売していない商品について、他社サイトで購入可能な商品を表示し、比較検討を促す。一部商品では「Buy For Me」機能も利用でき、Amazonがユーザーの支払い・配送情報を使って、外部販売事業者のサイトで代理購入を完了する。

