ユミルリンクが実施した「メルマガ登録・SNSフォローや購買のきっかけにおける実態調査 ~2026年版~」によると、同一企業からの情報接触において、メルマガの購読とSNSのフォローを併用する割合は約半数だった。若年層で併用の傾向が強い一方、利用するメディアの傾向は年代や商品ジャンルによって違いが見られた。
調査対象は、全国の20歳以上の男女・企業やブランド、店舗などのSNSやメルマガに登録している1111人。調査期間は2026年2月18日~21日。
49.3%がメルマガ購読とSNSフォローを両方実施
同一企業から情報を受け取る場合、メルマガ購読とSNSフォローの両方を行うかを聞いたところ、「ほとんど常にそうしている/そうしていた」が13.2%、「時々そうしている/そうしていた」が36.1%、「ほとんどメルマガのみ購読する/していた(SNSはフォローしない/しなかった)」が23.5%、「ほとんどSNSのみフォローする/していた(メルマガは受け取らない/受け取らなかった)」が27.2%だった。
約半数(49.3%)が「同一企業からメルマガ購読とSNSフォローの両方を行うことがある」と回答していることがわかった。
年代別の利用傾向
同一企業から情報を受け取る際のメルマガ購読とSNSフォローの併用状況については、「ほとんど常にそうしている/そうしていた」は20代で38.1%、30代で30.6%だった。
「ほとんど常にそうしている/そうしていた」「時々そうしている/そうしていた」の合計は、20代は58.8%、30代は53.3%と過半数を占めている。一方で、40代は同38.7%、50代は同27.3%、60代以上は同21.8%だった。
「ほとんどメルマガのみ購読する/していた(SNSはフォローしない/しなかった)」は、60代が最も多い39.1%だった。次いで、50代は25.7%となっている。40代は11.1%、30代は12.6%、20代は11.5%だった。
「ほとんどSNSのみフォローする/していた(メルマガは受け取らない/受け取らなかった)」は、40代が最も多い26.5%だった。これに続いて、50代で22.5%、60歳以上で15.9%となっている。20代、30代はどちらも17.5%だった。
メルマガとSNSの併用は若年層ほど進んでいることがわかった。40代はSNSのみのフォローが多く、50代以降はメルマガのみの購読をする人が多くなっており、年代によって差が出ている。
ユミルリンクは若年層での併用の高さを踏まえて「メルマガとSNSは互いに競合するのではなく、それぞれの特性を生かして補完し合う関係にある。企業はどちらか一方に限定せず、それぞれのチャネル特性を生かしたコミュニケーション戦略を展開することが重要」だと提唱している。
ジャンル別では「メルマガ」「TikTok」「YouTube」が複数カテゴリで高水準
ジャンル別に見るメルマガ・SNSの利用傾向は商品ジャンルによって異なるが、「メルマガ」「TikTok」「YouTube」の利用は複数カテゴリで多かった。
「メルマガ」の利用が特に多かったジャンルはファッション、食品・スイーツ、家電・家具、書籍。「TikTok」はコスメ・美容、グルメ、レジャー・スポーツ、家事・育児。「YouTube」はエンタメ、健康・ダイエット、おもちゃ・趣味、ビジネスなどのカテゴリで利用が多くなっている。
それぞれの商品ジャンルで利用が多いメディアは下記の通り。
- ファッション:「メルマガ」32.8%、「Instagram」30.9%、「TikTok」28.0%
- コスメ・美容:「TikTok」28.0%、「Instagram」25.9%、「メルマガ」24.9%
- グルメ:「TikTok」38.9%、「メルマガ」35.9%、「Instagram」34.2%
- ライフスタイル:「YouTube」25.0%、「TikTok」24.0%、「Instagram」21.9%
- 食品・スイーツ:「メルマガ」32.8%、「TikTok」30.3%、「LINE」28.5%
- 家電・家具:「メルマガ」29.1%、「YouTube」22.8%、「TikTok」21.1%
- エンタメ:「YouTube」33.1%、「X」28.5%、「Facebook」26.4%
- レジャー・スポーツ:「TikTok」32.0%、「Facebook」26.4%、「YouTube」23.1%
- 健康・ダイエット:「YouTube」24.2%、「TikTok」20.6%、「Facebook」19.4%。
- 書籍:「メルマガ」20.1%、「TikTok」16.6%、「YouTube」16.4%
- おもちゃ・趣味:「YouTube」21.0%、「Facebook」20.1%、「Instagram」19.5%
- 家事・育児:「TikTok」17.7%、「Facebook」13.9%、「Instagram」12.2%
- ビジネス:「YouTube」20.2%、「Facebook」16.7%、「メルマガ」15.8%
ユミルリンクは、メルマガやLINEではセール・クーポン情報が最も重視される傾向にあり、「会員・登録者限定の情報」もメルマガで高く求められていると指摘。「Instagram」「X」「TikTok」などのSNSは「新製品・サービスの新着ニュース」「流行りの投稿」といった、よりトレンドや速報性を求める傾向が強いことがわかったと説明している。
調査概要
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査対象:全国の20歳以上の男女・企業やブランド、店舗などのSNSやメルマガに登録している1111人
- 調査期間:2026年2月18日~2026年2月21日
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