石居 岳[執筆] 2022/12/12 8:30

ファーマフーズの2022年8-10月期(第1四半期)のBtoC売上高は、前年同期比24.8%増の150億9500万円だった。四半期ベースでは過去最高。

BtoC事業におけるセグメント損益は21億円の損失。前年同期の18億1800万円から39億1900万円の減少となった。

ファーマフーズの2022年8-10月期(第1四半期)のBtoC売上高は、前年同期比24.8%増の150億9500万円 四半期業績の推移
四半期業績の推移(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

第1四半期のBtoC事業における広告宣伝費は同90.2%増の127億6400万円。第1四半期時点の定期顧客数は114万6889件で、前年第1四半期の80万2021件と比べて34万4868件増えた(増加率は同43.0%増)。前四半期(2022年5-7月期)からは14万5533件の増加。

ファーマフーズの2022年8-10月期(第1四半期)のBtoC売上高は、前年同期比24.8%増の150億9500万円 広告宣伝費と定期顧客件数
広告宣伝費と定期顧客件数(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

第1四半期におけるアイテム別の売上高は、「サプリ・その他」が60億4400万円で、同125.9%増、「ニューモ育毛剤」が66億9900万円で同9.9%減、化粧品は23億4000万円で同18.4%増だ。

定期顧客件数の内訳は、「サプリ・その他」が47万227件で前年同期比240.6%増。「ニューモ育毛剤」が47万198件で同13.5%減、化粧品は20万6464件で同71.5%増。定期顧客数はこれまで、「ニューモ育毛剤」が中心だったが徐々に「サプリ・その他」の人数が拡大してシェアを伸ばしている。

ファーマフーズの2022年8-10月期(第1四半期)のBtoC売上高は、前年同期比24.8%増の150億9500万円 定期顧客件数の内訳
定期顧客件数の内訳(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

BtoC事業では、明治薬品の「シボラナイト GOLD」の定期顧客件数は14万4660件。広告表現の一部見直しを行い、新規獲得ベースは鈍化。だが、継続率が当初想定より高い水準で推移した。売上高は23億9000万円。

なお、「ニューモ 育毛剤」の累計出荷件数は、2022年11月5日時点で1700万本を突破しており、引続き堅調な受注が継続しているという。

「ニューモ」ブランドの水平展開の取り組みとして、引き続きまつ毛美容液「まつ毛デラックス WMOA」の広告宣伝を推進、売上高は14億88百万円(前年同期は74百万円)に拡大した。

当期の新商品「DRcula®(キュラ)」シリーズは、Webでの広告宣伝を積極化したため受注が増加。ホワイトニングジェルおよびマウスウォッシュ合計で、定期顧客数が6万2596件となった。

既存商品では、膝関節サプリメント「タマゴサミン」の売上高は、5億900万円(前年同期は7億200万円)となった。化粧品では「珠肌ランシェル」、新商品である「ヘアボーテ ボタニカルカラークリームシャンプー」「ヘアボーテ®エクラボタニカルエアカラーフォーム」の販売に注力した。

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