日本航空がECモール事業に進出。グループの「JALショッピング」は営業終了、通販モールへ完全移転
約3000万人のJALマイレージバンク(JMB)会員に向けて、物販を手がける企業の商品を購入できる“買い物の場”を提供
日本航空(JAL)はECモール事業に進出する。約3000万人のJALマイレージバンク(JMB)会員に向けて、物販を手がける出店企業の商品を購入できる“買い物の場”を提供。全店舗でマイルが貯まり、使えるようにする。
2023年初夏頃にECモールを立ち上げる。運営主体は日本航空と子会社で通販事業などを手がけるJALUXと見られる。JALオリジナル商品のほか、グルメ、ワイン、ファッション、生活雑貨、家具・家電など幅広い商品を取りそろえる。
ECモールの立ち上げに合わせて、JALグループの通販サイト「JALショッピング」は、2023年10月をめどに営業を終了。ECモールでの運営に完全移転する。
マイルから「JALショッピングポイント」へ交換できる「特典交換サービス」は5月15日で終了する。
なお、ECモールでは、「JALショッピングポイント」とは異なる新たなポイントプログラムの運用を予定。「JALショッピングポイント」はECモールでは利用できない。
競合の全日空は「ANA Mall」を展開
航空系企業のECモール進出を巡っては1月末、ANAグループがECモール「ANA Mall」を開設。アンファー、九南サービス、ストリーム、成城石井、髙島屋、ツインバード、DINOS CORPORATIN、ドウシシャ、日テレ7、ハースト婦人画報社、リンベル、全日空商事などが出店した。
ANAのマイルが貯まる・使えるECモールとして展開。約3800万人のANAマイレージクラブ会員向けに展開する。ECモールは、ANAグループのグループ会社のANA Xが運営を手がける。
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