ニトリグループが中国向けEC支援事業、北海道産品を「Wechat」内の公式ミニプログラムで販売
ニトリパブリックは中国EC市場への輸出販路拡大を支援することで、酒類製造事業者など道内食品製造者の生産基盤維持と事業拡大をサポートする
ニトリグループの広告会社であるニトリパブリックは6月1日、中国のECプラットフォームを通じた北海道産食品の輸出支援事業を開始した。
中国向け越境ECサービスを展開するYouzan Japanと連携。北海道産酒類や酒のおつまみとなる道産食品を販売していく。
12億人以上のアクティブユーザーを有する中国最大のSNSアプリ「Wechat」内に公式ミニプログラム「雪国堂優品店」を開設した。
ニトリパブリックはこれまで、中国のビジネスパートナーと協業し、酒類を中心とした北海道産品の中国への輸出を通じて道内食品製造者を支援してきた。中国でのEC市場規模拡大を見据え、「Wechat」内での販売を始めた。
酒のつまみとなる道産食品を含めて、「オール北海道」で中国の消費者にアプローチ、「北海道」ブランドに対して好印象を持つ中国市場において、ECでのマーケティング拠点を整備していく。
まずは、北海道産酒類のブランド力を強化。独自の魅力を発信することで“品質の高い美味しいお酒の産地=北海道”というポジションの確立をめざすとしている。
ニトリパブリックと連携したYouzan Japanは、中国でソーシャルECプラットフォーム「Youzan」(有賛)を運営する中国企業の日本法人。「雪国堂優品店」の店舗運営をサポートする。
ニトリパブリックの中国市場向け輸出事業は、ニトリグループが培ってきた中国市場の独自ネットワーク、物流リソースを生かして2019年にスタート。北海道産のミネラルウォーター、2020年には道内酒蔵5社などと連携し中国へ北海道産日本酒の輸出を始めた。
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