高野 真維 2023/7/13 7:00

STANDING OVATIONが発表した2023年上半期(1月~6月)の「ミレニアル世代が着用しているファッションブランド」ランキングによると、トップス、ボトムスでは2人に1人が「UNIQLO」を選んだ。調査対象はミレニアル世代に該当する1980年~1995年生まれの女性ユーザー8718人で、ブランド数は4万5496。

トップス・ボトムスは2人に1人がUNIQLO

トップス部門・ボトムス部門:筆頭はUNIQLO。SHEINの着用率もアップ

トップス部門の第1位は「UNIQLO」で、着用率は53.07%。2023年上半期に順位が急上昇したブランドは「SHEIN」を筆頭に、「UNITED ARROWS」「PLST」「Discoat」「BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS」などがあがった。

トップス部門
トップス部門

「UNIQLO」はボトムス部門でも第1位。このほか、仕事にも着用しやすいきちんと感のあるアイテムがそろう「PLST」、トレンド感のあるアイテムが豊富な「Re:EDIT」が着用率の順位を伸ばしている。

ボトムス部門
ボトムス部門

アウター部門:ダウンジャケットやブルゾンを着る人が増加

アウター部門では、「UNIQLO」「GU」「ZARA」「しまむら」といったランキング常連のブランドが上位を占めた。「THE NORTH FACE」は、ダウンジャケットやブルゾンなどがよく着られたことで、着用率が上昇した。このほか、「SHIPS」「Spick and Span」なども着用率が上がっている。

アウター部門
アウター部門

ワンピース部門:幅広いブランドがランクイン

ワンピース部門では、トップスやボトムスと比較して「UNIQLO」「GU」の割合が少なくなり、幅広いブランドのワンピースが着用されている。21位の「SHEIN」は、前年同期比で59ポイント上昇。ほかにも「Re:EDIT」「COCA」「natural couture」「Discoat」なども着用率を伸ばしている。

ワンピース部門
ワンピース部門

シューズ部門:特にスニーカーで「NIKE」「CONVERSE」などが人気

シューズ部門では「NIKE」が1位。シューズのなかでも多くの人が着用しているスニーカーは「NIKE」「CONVERSE」「NEW BALANCE」「adidas」「PUMA」の順に着用率が高い。スニーカー以外でよく着用されているブランドは「ORiental TRaffic」。

シューズ部門
シューズ部門

バッグ部門:UNIQLOが首位に

バッグ部門は、「COACH」と僅差で「UNIQLO」が1位。ラグジュアリーブランドでは「LOUIS VUITTON」「CELINE」「LOEWE」「PRADA」「HERMES」「CHANEL」の着用率(所持率)が上昇している。

バッグ部門
バッグ部門

調査概要

STANDING OVATIONは、持っている服を登録しコーディネートをオンラインカレンダーに記録できるクローゼットアプリ「XZ(クローゼット)」を運営している。調査は2023年1月~6月、「XZ」のアプリ内カレンダーに登録されたコーディネートのデータを基に実施した。

  • 調査対象:「XZ」を利用する1980年~1995年生まれの女性ユーザー8718人
  • 調査期間:2023年1月~6月
  • 登録ブランド数:4万5496ブランド
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