ラオックスグループの物流会社、EC事業者向け冷凍物流サービスを開始
冷凍物流サービスの受託を手がけるのはラオックス・ロジスティクス。シャディの物流業務受託で蓄積しているギフトノウハウを活用、保管から出荷までの細かなオペレーションにワンストップで対応する
ラオックスグループのラオックス・ロジスティクスが、EC事業者向けの冷凍物流サービスを始めた。
2023年6月に着工したEC物流対応の冷凍倉庫を10月25日に稼働。ギフト販売大手シャディなどラオックスグループ内の荷物のほか、グループ外の冷凍物流ニーズに対応する。
冷凍倉庫は栃木県栃木市の物流センター(名称は東京物流センター)に設置した。食品EC市場の拡大、冷凍食品の消費増加による冷凍倉庫の需要拡大を受け、BtoCとBtoB物流に対応する冷凍専用倉庫を開設したという。ターゲットは、冷凍菓子や食品、海産物などを扱うメーカー、EC事業者。
ギフト物流のノウハウを最大限に活用。小ロット発送、常設やシーズン限定の一時保管、冷凍保管した商品を出荷時に解凍し常温商品とセットして発送するなど、保管から出荷までの細かなオペレーションにワンストップで対応する。
ラオックス(2022年10月にラオックスホールディングス株式会社に商号変更)は2018年4月にロコンドと共同でシャディを買収。シャディの物流子会社だったラオックス・ロジスティクス(当時の名称はスリーハート・コーポレーション)はラオックスグループ入りを機に、グループ以外の物流業務の受託をスタートしている。
これは広告です