カゴ落ちの理由は6割が「購入を見送ったため」、4割が「送料が発生することが分かったため」
ECサイトを週に1回以上利用している男女1090人に、ECサイトのカゴ落ちに関する実態調査を実施した
ECマーケティング支援のザオリクが実施したインターネット調査「ECサイトのカゴ落ちに関する実態調査」で、回答者の76.1%がECサイトの利用時に「カゴ落ち」した経験があると答えた。
「カゴ落ち」の理由で最も多かったのは「購入を見送ったため」(65.0%)。「送料が発生することが分かったため」が43.3%、「他の商品やページを閲覧している間に忘れたため」が26.9%で続いた。
「カゴ落ち」した理由の自由回答では、「保留してる間に品切れになった」「他のサイトで買うことにした」「価格がカゴに入れた時より上がったため」などがあがった。
「カゴ落ち」に時間が経過してから気が付き、後悔した経験があるか聞いたところ、4割以上が後悔したと回答。
その理由では、「値上がりしていたから」が57.1%で最も多く、「商品が売り切れていたから」が51.6%、「セール期間が終わっていたから」が50.4%で続いた。
ECサイト運営者からの「カゴ落ち」後のリマインドについては、「非常に役に立つ」が13.9%、「やや役に立つ」が41.5%。カートのリマインド機能に約6割が前向きな意向を示している。
その理由のトップは「購入し忘れを防ぐことができるから」で55.6%。「お得なタイミングを逃すことが減りそうだから」が43.0%、「ネットショッピングがより効率的になるから」が41.3%だった。
なお、米国の調査会社Baymard Instituteが実施した2023年の「カゴ落ち」に関する調査によると、カゴ落ち率の平均は70.19%だった。
調査概要
- 調査名称:ECサイトのカゴ落ちに関する実態調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2023年9月12日~9月13日
- 有効回答:ECサイトを週に1回以上利用している男女1090人
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