イケアがポップアップストアを全国7か所に開設、総合的にアプローチするオムニチャネル化施策とは?

大型店舗、都市型店舗、カスタマーサポートセンター、ECサイト、アプリ、商品受け取りセンター、そしてポップストアというタッチポイントをつなぎ、総合的にアプローチするオムニチャネル化を推進している

松原 沙甫[執筆]

2024年1月17日 8:30

イケアの日本法人であるイケア・ジャパンは2~3月にかけて、全国7か所(大阪府、神奈川県、兵庫県、大分県、宮城県、山梨県、愛知県)に期間限定でIKEAポップアップストアをオープンする。

“総合的にアプローチするオムニチャネル化”を加速する一環として、IKEAポップアップストアを展開。IKEAポップアップストアで販売する商品は、IKEAオンラインストアやIKEAアプリ、イケア店舗でも販売する。

イケア・ジャパンは、イケアストア(大型店舗)10店舗、シティショップ(都心型店舗)3店舗、カスタマーサポートセンター、ECサイト(IKEAオンラインストア)、IKEAアプリのほか、国内各地で商品受け取りセンターを拡大。IKEAポップアップストアを開設することで、顧客とのタッチポイントを増やす。

イケアはそれぞれのタッチポイントをつなぎ、総合的にアプローチするオムニチャネル化を推進する。なお、IKEAポップストアは2017年から現在まで、日本全国に20以上を展開している。

イケアは、大型店舗、都市型店舗、カスタマーサポートセンター、ECサイト、アプリ、商品受け取りセンター、そしてポップストアというタッチポイントをつなぎ、総合的にアプローチするオムニチャネル化を推進している
IKEAポップアップストアのイメージ

オープンする7つのIKEAポップアップストアでは、イケアが展開する約9500商品のなかから、イケアコワーカー(従業員)が薦めるデザイン、機能性、サステナビリティー、高品質を兼ね備えた商品を手ごろな価格で販売する。

新生活を迎える時期に役立つ収納やキッチン用品、生活雑貨、空間を彩るインテリア雑貨など、暮らしを快適にする商品やソリューションを用意する。

この記事をシェアしてほしいタヌ!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored

「サムソナイト」「グレゴリー」のEC改善事例。CVR改善+購入完了率が最大45%増の成果をあげたアプローチとは 11月12日 7:00 スマホゲーム「モンスト」ファンがお得にアイテムを購入できる「モンストWebショップ」はなぜ「Amazon Pay」を選んだのか。導入効果+UI/UX向上に向けた取り組みを聞いた 10月30日 7:00 アンドエスティが「3Dセキュア2.0」の超効率的運用に成功したワケ。オーソリ承認率大幅改善、売上アップにつながった不正対策アプローチとは? 10月28日 7:00 EC業界で市場価値を最大化する――「全体を見渡せる人材」になるためのキャリア設計 10月27日 7:00 転売ヤーが引き起こすEC市場の混乱に立ち向かう! Shopifyパートナー・フラッグシップが提案する最新対策 9月29日 8:00 14か月で累計売上30億円超え。 韓国のネイルブランド「ohora」の急成長を支えたEC戦略とは 9月22日 8:00 生成AI検索が変える消費者の購買行動。UGC活用でサイト流入を最大化する 9月10日 8:00 ほしい商品が見つからないイライラを解消し、CVRを向上! 検索機能強化と顧客満足度アップを実現するBtoB-ECサイト改善のポイントとは? 9月9日 7:00 B向けEC担当者必見。BtoBビジネスを成功に導くサイト内検索の最適化戦略 9月3日 8:00 クリック率3倍、セッション数2.3倍を実現したECサイトの取り組みとは? リアル店舗のような“ワクワク感”を再現するPLAZAの事例 9月2日 7:00