メルカリがNFTマーケットプレイス「メルカリNFT」をスタート。デジタルマーケットプレイスへと事業を拡大
メルカリがNFTの売買に対応する。特別な申し込みや手続き不要で、ユーザーは「メルカリ」で売買可能となった
フリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリは、「メルカリ」で偽造・改ざんが不能なデジタルデータであるNFT(非代替性トークン)の取引ができるNFTマーケットプレイス「メルカリNFT」の提供を始めた。米国企業Ozone Networksが運営する大手NFTマーケットプレイス「OpenSea(オープンシー)」で扱う人気のNFTを購入・出品ができるようになる。

モノの売買ができる従来のマーケットプレイスから、NFTも扱うデジタルマーケットプレイスへと事業を拡大する。なお、「メルカリNFT」以外で購入したNFTを出品することはできない。
ユーザーが「メルカリNFT」を購入する場合、「メルカリポイント」や決済サービス「メルペイ」の残高など「メルカリ」での買い物と同様の同じ支払い方法で購入できる。暗号資産のウォレットや口座の新規開設など特別な申し込みは不要。
「メルカリNFT」では今後、アート、トレカ、エンタメなどさまざまなカテゴリーで、国内外の事業者・IPホルダーとNFTコンテンツの発行および販売を展開する予定。
「メルカリ」は現在、月間利用者数は約2300万人、累計出品数は40億品を突破している(2024年9月時点)。「メルペイ」の決済・与信事業での支払い場所の拡大や新たな信用の創出、「メルコイン」で暗号資産取引を可能にするなど、これまでさまざまな価値の循環を拡大。さらなる事業拡大をめざして、NFTの売買ができる「メルカリNFT」の提供を始めた。

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