既婚女性の約6割が口コミなどをもとに生活必需品をECで購入する、最も利用するのは「楽天」
ソフトブレーンのグループ会社であるソフトブレーン・フィールドは30代~40代の主婦を中心とする既婚女性のネットショッピング利用に関する調査を実施、日用品・生活必需品を購入する際に「人の評価や人から得た情報」を重視すると回答した人が約6割にのぼった。
「人の評価や人から得た情報」(63.4%)の詳細を見ると、「購入するサイトに載っている口コミ」を重視するという回答が49.5%、「価格比較サイトの情報」が24.9%だった。
「口コミサイトの情報」は17.1%、「家族や知人・友人に聞いた情報」が5.8%、「DMやクーポン、CM等の情報」が2.7%。通販サイトに掲載されているクチコミ情報が重視されている傾向がある。
一方、「自分で得た情報」は30.7%にとどまっている。
「日用品・生活必需品のネットショッピングで利用したことのあるサイト」について聞いたところ、「楽天」が75.1%でトップ。「amazon」が66.8%、nissenやベルメゾンなどの「カタログ通販系サイト」が40.0%で続いた。「ヤフーショッピング」は35.8%、LOHACOやパルシステムなどの「宅配系サイト」が30.8%だった。
日用品・生活必需品をネットで購入する理由は次の通り。
- 子供が小さくて買い物に中々行けなかったり、ポイントが貯まっていたので購入した(30代)
- アルコールはワインを購入したが、店頭で買うより種類が多く、商品説明もじっくりよむことができるので良いと思った。化粧品は、いつも使っている商品を、家にいながら空いた時間で買い物をしてしまおうと思って始めた(40代)
- お水やお米は重いから玄関先まで運んでもらえるネット通販は便利(30代)
ネットショッピングで「過去に注文したことがあるが今は利用していない」人を除いた835人に、日用品・生活必需品のネットショッピングでの平均月額購入金額について聞いた。「1000円未満」が11.7%、「1000円~3000円未満」が25.7%、「3000~5000円未満」が28.6%、「5000~1万円未満」が20.5%、「1万円以上」が13.4%。
日用品・生活必需品の購入にネットショッピングを利用する既婚女性の3人に1人が月に数度注文している実態がわかった。
調査概要は次の通り。
- 対象:ソフトブレーン・フィールド登録の会員
- 調査方法:ソフトブレーン・フィールドリサーチサイト「リサれぽ!」を活用したインターネットリサーチ
- 調査地域:全国
- 調査期間:2015年2月19日~2月25日(7日間)
- 有効回答者数:947名
- 回答者(女性)の属性:20代1%、30代22%、40代50%、50代23%、60代以上4%