瀧川 正実 2015/5/8 7:00

靴などのECを手がけるロコンドは4月、店舗で欠品している商材をリアル店舗で決済し、ロコンドの専用倉庫から最短で翌日に届けるプラットフォームサービス「LOCOCHOC(ロコチョク)」の提供を始めた。「ロコンド」のECサイトに出店している企業は初期費用・月額費用は無料で利用可能で、1回につき850円の利用料金が必要。

新サービスのリリースは、出店など取引先企業の販売を最大限支援するための一環。利用企業における店頭での販売機会損失の軽減につなげる。

「LOCOCHOC」は“店舗欠品ゼロ”をめざす、店舗とECサイトを運営している企業向けのプラットフォームサービス。「ロコンド」のECサイトに出店している企業は初期費用・月額費用は無料、1回につき850円の利用料金がかかる。ロコンドと出店関係のない企業でも「相談により不可能ではないが、安い料金設定はパートナー企業に限る」(広報担当)と言う。

「LOCOCHOC」を利用するには、ロコンドの物流倉庫に在庫を置く必要がある。店頭で決済されると、ロコンドの倉庫から消費者の自宅などに商品を直送する。

ロコンドは「LOCOCHOC」専用のサイトを開設。店舗で品切れが発生した際、店頭スタッフはスマートフォンなどの端末で専用サイトにアクセスし、そこで該当商品を注文する仕組み。POS連携など新たな開発は必要ない。

利用店舗には日次で自動配信レポートを提供。どの店舗による注文か判別することができるので、各店舗の営業成績として計上できる。

新サービスは、リリースにあわせてスポーツ用品最大手のアルペンが導入した。

ロコンドの「LOCOCHOC」を導入したアルペン

「LOCOCHOC」を導入したアルペンの店舗ではスマホを活用している
この記事が役に立ったらシェア!
これは広告です

ネットショップ担当者フォーラムを応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]

[ゴールドスポンサー]
ecbeing.
[スポンサー]