中川 昌俊 2015/6/24 10:00

E-Grantが提供しているリピート通販向けシステム「うちでのこづち」は、通販に特化したCRM施策ツール。通販の売り上げを高めるために必要な機能だけを搭載している。現在200社以上が「うちでのこづち」を導入し、同社の調べによると導入企業の93%が満足しているという。

通販・EC用語に対応し、通販企業が求める施策を搭載

「うちでのこづち」の特徴は、顧客の現状や販売状況を分析するだけでなく、分析にもとづいた施策の道筋をしっかり提案できる点にあるという。

BIツールの多くはいろいろな角度で分析できるようなシステムになっているが、それが施策につながっていないことが多い。また、通販・EC業界で利用される用語は多いが、そうしたことに対応していないツールが多い。「うちでのこづち」は通販専門のツールで、通販CRMを作ってきたパイオニア。通販・EC用語にしっかり対応し、通販企業が求める施策までしっかり提案できるため、通販企業から選ばれている。(向徹社長)

向徹社長

また、通販企業の多くがまだCRMの取り組みを行っていない段階であるため、「うちでのこづち」はユーザーインターフェースを工夫。これからCRMの取り組みを始める企業でも順番に行っていけば、顧客分析やマーケティング施策ができるようにしているという。

たとえば、RFM分析ができるとか、顧客のセグメントをこんな角度からも分析できるといった機能は、他社でも真似しようとすれば真似できる。ただ、通販事業担当者にとって使いやすいユーザーインターフェースは、当社が7年間積み重ねてきたノウハウが詰まっている。そのため、なかなか真似できない部分だ。いろいろなことができても、こうした使いやすさがなければ宝の持ちぐされになってしまう。「うちでのこづち」は使いやすさを追求しており、使っていくうちにさらに深いことができるような設計にしている。

主なターゲットは年商1億円から30億円の事業者。これからさらに売り上げを伸ばしていこうとする通販事業者の導入が増えてきているという。

商材は健康食品や化粧品などの単品通販会社が利用するケースが多いが、さまざまな商品を取り扱うような総合通販やファッションECなども最近では導入が増加。こうした事業者向けの分析、施策機能も充実している。

2015年3月に向社長が中心となり、一般社団法人日本通販CRM協会を立ち上げた。この協会では通販・EC業界にCRMを普及させ、顧客視点のリレーションシップ活動を活性化。新たなCRMについても研究していく。こうした研究から得られた結果も、今後、「うちでのこづち」の機能として追加していく考えだ。

日本通販CRM協会のロゴマーク

今後、さまざまな通販・ECを支援するシステムと連携することで、利便性を高めていきたいとしている。


サービス概要
会社名株式会社E-Grant
サービス名うちでのこづち
サイトURLhttp://www.uchideno-kozuchi.com
提供価格非公表
対象となる通販事業者の年商規模3000万円 ~
現在システムを利用しているサイト名(3サイトまで)非公表
アピールポイント

EC・通販専門CRMツール「うちでのこづち」は、新規獲得が難しくなった現在において、顧客との関係値を築き、リピートの売上を活性化させる分析型のCRMマーケティングオートメーションツール。

分析から施策効果測定までを一気通貫で行え、施策もメールだけにとどまらず、DMやアウトバンドまで対応している。

CRMに興味がある企業さまはぜひ一度お話をお聞きください。

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