瀧川 正実 2015/12/7 16:00

アドビ システムズが公開した2015年のサイバーマンデーにおけるオンラインショッピングに関する「Adobe Digital Index(ADI)」によると、サイバーマンデー(11月第4木曜日明けの月曜日、今年は11月30日)のオンライン売上高は、前年比16%増の30億7000万ドルに達した。1日のオンライン売上高としては過去最高額。

感謝祭当日(11月第4木曜日、今年は11月26日)からサイバーマンデーまでのオンライン総売上高は110億ドル(前年比15%増)。この期間だけで11月のオンライン総売上高(395億ドル)の30%を占めている。

サイバーマンデーの売上増の牽引役はスマートフォンとタブレット。ショッピングを目的としたWebサイトへのアクセスの49%(うちスマートフォンが38%、タブレットが11%)はモバイルで行われている。オンライン売上高の28%がモバイル(うちスマートフォンが17%、タブレットが11%)によるものになったという。

売上高のうち5億1400万ドル以上がモバイル経由。内訳は、スマートフォンが3億1300万ドル(iPhoneが2億500万ドル、Androidが1億700万ドル)、タブレットが2億100万ドル(iPadが1億7000万ドル、Androidが2800万ドル)だった。

実店舗とオンラインショップを同時展開する小売業の売上高は、前年比18%増と最高の伸び率を記録。12月1日~18日までは、1日あたりの売上高が10億ドルを突破することが予想されるという。

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