リスティング広告の効果最大化へ、ロックオンが「THREe」と「アドエビス」の連携強化

リスティング広告運用プラットフォームに利用できるデータを増やすことで、さらに精度を高める

中川 昌俊

2014年6月12日 9:06

EC向けシステム開発のロックオンは6月4日、自社のリスティング広告運用プラットフォーム「THREe(スリー)」と、同広告効果測定システム「AD EBiS(アドエビス)」の連携機能を強化した。アドエビスの持つデータを活用することで、より効果的なリスティング広告出稿を可能にし、成果を高める。

スリーでは人の思考に合わせた入札を自動で行う「ヒト型ポートフォリオ」を採用。このポートフォリオで算出したルールベースに、アドエビスのコンバージョン件数を用いることを可能にする。

また、ルールベースにおいて、アクション条件設定の項目の中で、「間接効果」「初回広告」の視点で算出したコンバージョン数を設定することも可能になる。

「購入に至らなくとも、購入に寄与したキーワードはこれまでのルールベースでは『効果のないワード』として排除されることがあった。しかし、実際はこうしたキーワードは重要だ。連携によって難しい設計不要で間接効果から自動で最適化する仕組みを組み込むことができるようにした」(ロックオン小原聡氏)という。

今後さらに取り込み可能なデータを増やすことで、リスティング広告の効果を高めるようにする。

アドエビスとTHREeの連携イメージ
担当編集者のコメント

リスティング広告の管理はすでに手作業では難しくなっており、代理店などもこうした管理ツールを使うことで、効果的な出稿を行っている。逆を言えば、こうした管理ツールを使えば、リスティング広告のノウハウが少ないEC企業でも、十分費用対効果の高いリスティング広告の出稿が可能ということだ。

今回の連携はリスティング広告の出稿について、より多くのデータを活用するためのが目的。つまり、代理店にアウトソーシングするよりも、より多くのデータを活用できる自社で運用した方が成果が上がりやすいといえる。大手EC企業の中には「リスティング広告は代理店に任せるもの」と最初から考えている会社も多いかもしれない。ただ、こうしたリスティング広告管理ソフトが手軽な価格で揃ってきた現状を考えると、インハウス化するタイミングに来ているのかもしれない。

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