EC向けシステム開発のロックオンは6月4日、自社のリスティング広告運用プラットフォーム「THREe(スリー)」と、同広告効果測定システム「AD EBiS(アドエビス)」の連携機能を強化した。アドエビスの持つデータを活用することで、より効果的なリスティング広告出稿を可能にし、成果を高める。
スリーでは人の思考に合わせた入札を自動で行う「ヒト型ポートフォリオ」を採用。このポートフォリオで算出したルールベースに、アドエビスのコンバージョン件数を用いることを可能にする。
また、ルールベースにおいて、アクション条件設定の項目の中で、「間接効果」「初回広告」の視点で算出したコンバージョン数を設定することも可能になる。
「購入に至らなくとも、購入に寄与したキーワードはこれまでのルールベースでは『効果のないワード』として排除されることがあった。しかし、実際はこうしたキーワードは重要だ。連携によって難しい設計不要で間接効果から自動で最適化する仕組みを組み込むことができるようにした」(ロックオン小原聡氏)という。
今後さらに取り込み可能なデータを増やすことで、リスティング広告の効果を高めるようにする。
