ブランド品フリマアプリ「スマオク」で海外出品が可能に

対応国は日本、米国、台湾、香港、シンガポールの5か国・地域の言語と通貨に対応

中川 昌俊

2016年5月17日 9:00

ブランド品フリマアプリ「スマオク」を運営するザワットは5月16日、日本から海外に商品を販売できるスマホアプリ「スマオク越境版」を開発し、海外4か国での提供を開始。あわせて国内版の「スマオク」で越境EC出品対応を開始した。世界中に販路を広げて流通額の拡大を図る。

日本語で国内版「スマオク」に出品すると、自動的に世界へ販路を広げることができる。買い手とのコミュニケーションは、自動翻訳機能や商取引に必要な会話テンプレート集を読み込む仕組みを採用。日本語だけでストレスなく取引を完了できるとしている。

物流面は、インボイスの自動作成サポートや、国内契約倉庫に商品を発送するだけで転送配達できる「らくらく海外転送サポート」を提供。出品者のニーズにあった手段を包括的にサポートする仕組みを整え、簡単に海外発送できるようにした。

海外向けマーケットプレイスは外貨建て決済が多く、値付けに為替リスクを考慮する必要があったが、「スマオク」はすべて円建て決済。為替変動の影響を受けず、原価割れなどのリスクを回避できるようにした。

「スマオク」国内版アプリのマイショップページで、海外販売をONにするだけで自動的に販路が広げられるようにすることで、出品者の手間が増えないようにしている。

現在の対応国は日本、米国、台湾、香港、シンガポールの5か国・地域の言語と通貨に対応。順次、対応地域を拡大し、全世界に広めていくとしている。

「らくらく海外転送サポート」
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