クールEMSに大型サイズを新たに導入、日本郵便
利用者からの大きな物品を発送したいという要望を踏まえ
日本郵便は5月25日、国際スピード郵便(EMS)による小口保冷配送サービス「クールEMS」に大型サイズの容器を新たに導入すると発表した。従来は小型と中型だけだったが、利用者からの大きな物品を発送したいという要望を踏まえ、6月1日から大サイズ(横51cm、縦38cm、高さ20cm)の容器を導入する。
クールEMSは、日本航空と共同開発した保冷容器を使用し、香港や台湾、フランスなど6カ国・地域に農水産物を冷蔵や冷凍の状態で配送するサービス。
新たに導入する大型は中型の冷蔵容器よりも横幅を15cm、縦幅を10cm広げることで、鮮魚を切り身にせず丸ごと送れるようにした。配送料金は最も安い台湾向けで、冷蔵が9700円〜、冷凍が1万1300円〜。また、今回の変更にあわせて、クールEMSの差出郵便局を93局から95局に拡大する。
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