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熊本地震の影響で約10日間の営業停止など被害を受けた再春館製薬所は、熊本城復旧のための寄付金を熊本県に贈呈した。会長の西川通子氏が個人で1億円、再春館製薬所が5億円、計6億円を熊本県に寄付。激甚災害を受けた熊本に元気を取り戻すための活動の一環としている。

5月13日、熊本県庁内で熊本城復旧のための寄付金目録を贈呈した。今回の寄付金について、再春館製薬所は次のようにコメントしている。

熊本は観光県として、これまでも国内のみならず海外からも多くの人が訪れる観光の街です。震災前のように熊本がたくさんの観光客で賑わうことが経済復興や生活の潤いとなり、その循環が「元気な熊本」の再生にまで繋がると信じています。私たちは「熊本城の修復費」として寄付金を贈呈いたします。

熊本城の復旧に6億円を寄付、自ら被災した再春館製薬所の決断とその理由【熊本地震】

会社全体で避難所を訪れ支援活動を行っている

再春館製薬所は、震度7の地震に襲われた熊本県上益城郡益城町に本社を構えている。地震の影響で、製造ラインなどの一部損傷、コンタクトセンター部門の停止などにより、約10日もの間、営業を停止した。

  • 社員とその家族の生活を守る
  • お客様へのサービスを一刻も早く再開する
  • 地元である益城町・熊本への応援

この3つの柱を掲げ、社員の安否確認後、コールセンターと生産工場を4月25日に再開。

一方で、社員自ら益城町の避難所を訪れ、清掃や炊き出しの応援に出向いた。また、水が使えるようになった避難所では化粧水の提供などを併行して実施。会社全体で支援活動を行ってきた。

再春館製薬所の西川正明社長は、寄付金贈呈前に全社員に向けて次のようにコメントした(一部抜粋)。

再春館製薬所は震源地である益城町に本社を構える企業です。これだけ大きな被災を受け、熊本県・熊本県民・熊本の経済界、すべてが苦しい今だからこそ、今私たちにできる最大限の恩返しをしなければならないという強い気持ちでいます

被災より1か月、社員の生活、お客様へのサービス、益城町・熊本への応援に全力で邁進してきましたが、「熊本の被災」を日々実感する中で、熊本のシンボルである「熊本城の復旧」こそ、熊本にまつわる人たちの復興の明るい兆しであり、みんなの笑顔を取り戻す一番の「笑顔のみなもと」になるという結論に至りました

熊本のみんなが元気になって笑顔を取り戻し、観光業も元気になり、熊本全体の経済も元気になる。そうなることで、またみんなの生活も元気を取り戻す。その循環ができると信じ、熊本城復旧を目的とした寄付を行うことにしました。

私たちは大企業ではありません。震災では会社も大きな影響を受けました。完全な復旧にも時間を要し、営業も約10日間止めました。でも、社員のみんなが少しずつ笑顔を取り戻してくれていて、お客様からも温かい励ましをくださいます。

私はみんなの想いや力、お客様を信じています。だから、また商いは取り戻せます。今は、私たちを育ててくれた熊本にできる限りの恩返しをする。そういう気持ちで今回の決断に至りました

正直、非常に大きな決断でもあり、心配してくれる人もいるかもしれません。ですが、これからの世代に、再春館製薬所の故郷であるこの豊かな熊本を残していくことが、私たちの使命だと考えます

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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

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