スマホで最も使うECサイトは「Amazon」。次いで「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」
スマートフォンからネットショッピングを楽しむユーザーは4857万人で、前年同月比15%増
ニールセンは、スマートフォンからのeコマースサービスの利用状況を分析したレポートを発表した。
2016年5月において、スマートフォンからネットショッピングを楽しむユーザーは4857万人で前年同月より15%増えている。
そのなかで利用者数上位5サービスを見てみると、1位は「Amazon」(3339万人)、2位は「楽天市場」(3181万人)、3位は「Yahoo!ショッピング」(1876万人)。
上位3サービスはモールが占めたが、4位に「ニッセン」(786万人)、5位に「オムニ7」(741万人)がランクインした。
スマホアプリの利用動向では、「Amazon」が1608万人(前年同月比67%増)、「楽天市場」は1369万人(同76%増)、「Yahoo!ショッピング」は601万人(199%増)。
調査では、利用者数上位5サービスに関し、サービスの重複率も調査。上位5サービスのユーザーを使うユーザーのうち、7割以上が「Amazon」「楽天市場」を利用している状況にある。
ニールセンのエグゼクティブアナリスト・中村義哉氏は次のように調査結果をまとめている。
コマース関連サービス利用者は、スマートフォンの普及と共に継続的に増加し、今では5000万人に届く規模まで成長していますが、その中身を見ると、利用者数上位の3サービス、「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」の強さが目立っていました。上位3サービス以外のEコマースサービスが今後どのように、その資産を活用し、スマホユーザーを取り込んでいくのか、その動きに注目していきたい。
今回の調査結果は、スマートフォン視聴率情報のNielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)」での5月度のデータをもとに調査したもの。
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