中川 昌俊 2016/9/23 13:00

リターゲティング広告配信システムを提供するCRITEOが9月21日に公開した「2016年度上半期モバイルコマースレポート」によると、2016年6月時点で、本のBtoC向けECサイトにおけるモバイル経由での購入率は52%だった。

前年同期に比べ11ポイント伸びている。

「2016年度上半期モバイルコマースレポート」は世界各地の3300を超えるオンライン小売業者を対象に調査。対象となる購入件数は年間17億件に上り、売上金額は7200億ドル。

日本におけるモバイルコマースのトレンドでは、ファッション・高級品の売り上げにおけるモバイルシェアが大きく増加。モバイル経由の売り上げは34%成長しているという。

日本において、iPhoneユーザーはAndroidユーザーより少ない。しかし、モバイルでの商品購入件数に関し、iPhoneユーザーはAndroidユーザーより多くの件数の注文を行っているという。

調査ではこのほか、世界におけるモバイルアプリの活用状況や、モバイル活用トレンドなどを紹介している。

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