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ダブルイレブン(独身の日、W11)が近づいてきました。 2015年は過去最高金額920億元(当時のレートで約1兆8000億円)を流通額を記録し、OtoO施策も行われました。2016年はどのような動きになるのか、注目が集まっています。今回は2016年のW11最新情報をお届けします。 

「天猫アプリ」や「youku」で「ネット生放送×EC」

2016年の注目は、今ブームの「ネット生放送×EC」です(参考記事)。2015年まで、ネット生放送はほとんどなかったんですが、今年はブームが到来しメインコンテンツになりそうです。ネット生放送で商品を販売するモデルは、日本、欧米でもほとんどうまくいっていないので中国独自の発展だと言えます。

10月21日から11月11日まで、「天猫アプリ」「タオバオ」「youku」などでネット生放送が行われており、 その生放送をシェアすることで商品をプレゼントしたり、生放送内でクーポンを発行できます。こうした施策で集客力を高めています。

「タオバオ」でもダブルイレブン特集でネット生放送を使った販売を開始

2016年まではこうしたクーポン発行権はTmall側しか保有していませんでしたが、2016年は店舗も発行できるようになりました。視聴人数によって発行枚数が異なるという仕組みになっています。そのため、多くのネット生放送番組が流されています。

また、「ネット生放送+EC」のけん引役であるKOL(Key Opinion Leader、ファンが多く影響力の大きいブロガー)を取り込むため、外部KOLとのシステム連携も可能にしています。

今年はKOLによる生放送番組も数多く用意

生放送番組は、バラエティ、グルメ番組、テレビ通販の3つのタイプで構成

その気になる中身ですが下記の3つで構成される予定です。 

1)コンテンツの面白さ (バラエティ)

生放送中に有名人がスカイダイビングを行ったり、KOLがマリアナ海峡に潜ったりと、エンタメ系のコンテンツを充実し、その上で商品を販売しようとするもの。

日本でいうエンタメ番組と通販がネット上で生放送されるそんな感覚でしょうか。もともとプラットフォームがECサイトなだけに、購入意欲はそれほど低くないユーザーが集まっているので、転換率が低くなるという心配はなさそうです。 

2)世界の良い商品を探し出そう(グルメ番組)

このコンセプトはまさに今の越境ECブームを反映しています。世界中の良い商品を有名人とともに探す生放送です。実際に中国を離れてどこかの国に行くのかどうかはまだ未定。もしかしたら日本にも来るのかもしれないですね。ちなみに期間は11月1日から11月10日までです。 

3)いわゆるテレビ通販スタイル 

日本で見るテレビ通販スタイルです。当日のみの放送で、商品メーカーの社長や有名人と一緒に、商品の使用感やBefore afterを検証。同時に売れ筋商品の紹介や在庫状況などを確認し、タイミングに合わせてクーポンを発行するといった生放送を行います。 

テレビ通販スタイルの番組の様子

いかがでしたか? 

次回は2016年W11特集第2弾として、W11の最新流通額や行われた施策の結果などを紹介します。

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高岡 正人

株式会社エフカフェ 取締役

1975年生まれ。立命館大学政策科学部卒。コンサルティングファームにて企業変革コンサルティングを経て、2005年有限会社フリースタイルカフェ(現エフカフェ)の創業に参画。取締役に就任。

日本、中国、ASEANでネット通販事業に特化したコンサルティング、運営支援を行い、1カ月の半分を中国・上海で過ごす。

銀行等での講演多数。また日経ネットマーケティング等で執筆。最近では銀行等の海外支援事業部と連携し、日本からアジアへのネット通販進出を支援している。

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