全国に広がる「佐賀県モデル」
全国に広がる「佐賀県モデル」
今、この「佐賀ECモデル」が全国に横展開し始めています。
今年の8月、宮城県が同じような「EC活用による事業者支援」を開始しました。宮城県の店舗さんたち向けに行ったセミナーでパネラーとして登壇していたのは『佐賀モデル』を牽引してくださった久保さん・北島さん。加えて、1期生の「岩本商店」岩本さん・「おつまみギャラリー伊万里」の小島さんでした。
佐賀の事業での「学び」と「つながり」について講演した4人のお話に、同じ立場の店舗さんたちは共感してくださいます。地域での成功事例が伝播していくことで、ECを活用した地域活性が広がっていくことに、我々としても大きな手応えを感じています。

佐賀ECのアドバイザー店舗である久保さんと北島さんが講師として登壇した
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この記事の筆者
楽天には2003年8月入社、社員番号は555番、今年で14年目を迎えます。無類の野球好き(とくに高校野球)、2児の父(NHKの『おとうさんスイッチ』に5年前に出ました)で、普段は全国の地方自治体への事業提案などで弾丸出張の機会が多く、年中、高校球児のような色黒な私ですが“ネットショップ”と“地方”というキーワードをもとに、インプレスの連載記事を書かせて頂くことになりました。
今回は特に「地域」を主語に今まさに起きている生の事例をご紹介していきたいと考えています。「どうやったら地元を元気にできるか?」と常日頃からお考えの自治体職員の皆さまに特にお読みいただきたく、何か少しでもヒントになれば幸いです。
そして日々、熱くご商売をされていらっしゃる楽天市場の店舗さんたちには、私自身、何もわからない元保険屋の私に商売のイロハやネット通販の面白さを教えていただきました。その感謝の気持ちも込めて、このコラムが「地元をどう盛り上げていけるか」を一緒に考え、実際に取り組ませていただくキッカケになれば、こんなに嬉しいことはありません。