ユニクロの上半期EC売上、11%増の282億円も成長率は鈍化
EC売上の構成比は前年同期の5.6%から6.2%に上昇した
ファーストリテイリングの2016年9月~2017年2月期(中間期)連結業績によると、EC売上高(国内ユニクロ事業)は前年同期比11.7%増の282億円だった。売上構成比は同0.6ポイント増の6.2%に上昇。
特別サイズやオンライン限定商品などの品揃えを拡充したほか、コンビニやユニクロ店舗での店頭受け取りサービスを推進した。
前年同期のEC売上高は同28.4%増の253億円だったため、増収率は16.7ポイント下がっている。繁忙期に差しかかる2016年8~10月期(第1四半期)に、注文翌日に商品を届ける翌日配送を一時停止したことなどから成長率が鈍化した。現在、「翌日便」は本州と四国に限定して再開している。
3月16日にはECサイト「UNIQLO」のスマホECサイトをリニューアルした。画像による商品検索機能や、体のサイズに合わせて商品を検索できる機能などを新たに搭載。スマホECの取扱商品を拡充しつつ、商品検索の利便性を高めてショッピング体験の向上をめざしている。
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