ユニクロ「想定を超える需要」で通販サイト停止も2018年1QのEC売上は25.6%増

国内ユニクロ事業におけるEC売上の構成比は7.0%。

渡部 和章

2018年1月18日 8:30

ファーストリテイリングが1月11日に発表した2017年9~11月期(第1四半期)連結業績によると、国内ユニクロ事業におけるEC売上高は前年同期比25.6%増だった。増収率は2016年9~11月期と比べて14.3ポイント上昇している。

国内ユニクロ事業におけるEC売上構成比は7.0%。

11月末に開催した33周年記念セール「誕生感謝祭」の初日には、ECサイトのアクセスが予想以上に集中。システムのパフォーマンスが大きく落ちたため、一旦ECサイトを閉じた。

サイトを一時閉鎖したことについて、ファーストリテイリングの岡崎健CFOは1月11日の決算説明会で「我々の想定を超える需要があった」と説明。現在は「我々の想定を根本から立て直して、ITの処理キャパシティの拡大を行っている」としている。

サイトの一時閉鎖に加え、セール中の一部注文の発送が12月にずれ込んだことで、11月のEC売上高の伸び率は前年同月比20%弱にとどまった。ただ、受注ベースでみると11月の販売実績は同40%を超える伸び率だったという。

想定を超える需要があったことを踏まえ、岡崎CFOは次のように物流面について説明した。

物流についても同じで、去年のような生産性の低さは改善されているが、一方で「感謝祭」や年末年始についてはピーク時の受注量が非常に高いため、配送のリードタイムが延びてしまった。我々としては、やや不本意な対応となった。物流についても、キャパシティ自体をもっと拡大していかないと、eコマースの拡大する需要に対して十分に応えることができないと考えている。

2017年8月期における国内ユニクロ事業のEC売上高は、前期比15.6%増の487億5300万円。EC売上構成比は6.0%だった。

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