オイシックスがIT人材の確保を強化、カラビナテクノロジー買収やダイアモンドヘッドと業務提携
ダイアモンドヘッドの子会社としてシステム開発事業を行なってきたカラビナテクノロジーを6月30日付で子会社化した
食品宅配サービスを手がけるオイシックス・ラ・大地(旧オイシックスドット大地)は6月27日、ファッションECサイトの制作やシステム開発を行っているダイアモンドヘッドと業務提携契約を締結したと発表した。また、ダイアモンドヘッドの子会社だったカラビナテクノロジーを6月30日付で買収し、子会社化した。
オイシックスとダイアモンドヘッド、カラビナテクノロジーの3社が連携し、システム開発やIT分野の人材確保を強化する。
オイシックスとダイアモンドヘッドは、事業拡大に伴いIT人材の確保が経営における重要な課題になっているという。
カラビナテクノロジーは主にEC向けのWebシステムの開発や、Webサイトの制作をニアショア(システム開発業務の一部または全部を、比較的近い距離にある企業に外注すること)で提供している。社長の福田裕二氏はカタログ通販のニッセンでEC業務に従事した経歴を持つ。現在はカラナビテクノロジー代表のほか、オイシックスの業務も兼務している。
3社は通販支援ソリューションや先端技術などの研究開発で連携することも検討している。また、オイシックとダイアモンドヘッドはWEBマーケティングやリピートマーケティング、ロジスティクスなどの領域でノウハウを共有。2社が強みを持つ事業分野(アパレル通販支援、食品通販支援)における支援業務の相互紹介も行う。
【業務提携の内容】
- それぞれの強みである事業分野(アパレル通販支援、食品通販支援)への支援業務の相互紹介
- 当社またはダイアモンドヘッドが保有している通販支援ソリューションの相互利活用
- 先端技術によるコマースなど新たな通販事業ソリューションの開発における連携
- 先端技術・サービスの研究・開発における連携
- 枯渇するシステム開発およびWeb制作のニアショアでの人材確保
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