アパレル販売のTSIホールディングスがロボットを活用した物流業務をスタート、アッカなどと提携
収益性改善の一環として、物流業務にロボットを活用して業務の安定化と省人化を進める
TSIホールディングスはこのほど、グループのアパレルブランド「ローズパッド」の物流にロボットを活用する取り組みを開始した。収益性改善の一環として、物流業務にロボットを活用し、業務の安定化と省人化を図る。
TSIグループの生産管理や物流管理を担うTSI・プロダクション・ネットワークが、EC支援のアッカ・インターナショナルや物流会社のプロロジス、エムジェイファンクションとロボット物流業務で提携した。
アッカ・インターナショナルは2017年、プロロジスが保有する物流施設「プロロジスパーク千葉ニュータウン」においてピッキングロボット「Geek+」を導入した。
TSIホールディングスは「ローズバッド」の商品を「プロロジスパーク千葉ニュータウン」に移管。ECやリアル店舗の商品の物流業務にロボット物流を活用する。リアル店舗向けの商品の業務管理システムなどにはエムジェイファンクションのノウハウを活用するとしている。
TSIホールディングスの2018年2月期のEC売上高は289億円で前期比13.6%増。EC化率は18.6%だった。
アッカ・インターナショナルは2017年11月に大和ハウス工業のグループ会社(孫会社)となっている。
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