Amazonが1位、楽天市場は10位。消費者が選ぶ価値が高いブランド価値評価ランキング
日経BPコンサルティングが実施したブランド価値評価調査「ブランド・ジャパン2019」で、消費者が選んだ価値の高いブランド(BtoC編)の1位は「Amazon」だった。AmazonがBtoC編で1位になったのは3年ぶり2回目。上位50ブランドのうち、EC系では「楽天市場」が 10位だった(前回は13位)。
消費市場(BtoC編(では、企業ブランドと製品・サービスブランド合わせて1000ブランドを対象都市、一般消費者が評価した。「フレンドリー」「コンビニエント」「アウトスタンディング」「イノベーティブ」という4指標から総合力を算出。ブランド・ジャパン2018がないものは、「-」と表記。
ブランド・ジャパンのBtoC編は、1000ブランドを対象に、「フレンドリー(親しみ)」、「コンビニエント(便利さ)」、「アウトスタンディング(卓越性)」、「イノベーティブ(革新性)」の4つの指標でブランド価値の「総合力」を算出した。
1位のAmazonは「イノベーティブ」が1位、「コンビニエント」が4位、「アウトスタンディング」が7位と評価が高い。
日経BPコンサルティングはAmazonの強みについて、次のように指摘している。
当日配達などのEC・流通サービス面だけでなく、映画・ドラマ・音楽・本などが使い放題となる月額制サービスAmazonプライム、注文だけでなく家電の制御も可能にしてくれるスマートスピーカーなど、まさに革新的であり、かつ、便利なサービスが根付き始めているブランドといえる。
BtoC編のベスト10はこのほか、2位が「YouTube」、3位が「NISSIN 日清食品」、4位が「MUJI 無印良品」、5位が「Google」、6位が「TOYOTA トヨタ自動車」、7位が「ニトリ」、8位が「DAISO ダイソー」、9位が「SUNTO RY サントリー」。
O「ブランド・ジャパン」は2019年で19回目。一般消費者から回答を求める「BtoC編」と、有職者にビジネスパーソンとしての立場から回答を求める「BtoB編」がある。
調査概要(BtoC編)
- 調査期間:2018年11月7日~12月5日
- 調査対象:18歳以上の男女
- 調査方法:Web調査。日経BPコンサルティングの調査協力者に対するメールでの告知と、他社モニターへの告知を併用
- 回収数:4万1000サンプル