キャッシュレス決済で5%還元施策、「楽天市場」では消費者にどう表示される?

ポイント還元の対象ショップは、対象検索結果や商品ページで「キャッシュレス5%還元対象」のアイコンが付く。対象ショップに限定して絞り込み検索を行うことも可能。

渡部 和章

2019年9月12日 10:30

楽天は9月10日、「楽天市場」で10月から始まるキャッシュレス決済を利用したユーザーに対するポイント還元制度について、制度を説明する特設ページを開設した。「楽天市場」では2万店舗以上の対象ショップが、ポイント5%還元の対象となる。

ポイント還元の対象ショップは、検索結果や商品ページで「キャッシュレス5%還元対象」のアイコンが付く。対象ショップに限定して絞り込み検索を行うことも可能。

「楽天市場」で10月から始まるキャッシュレス決済を利用したユーザーに対するポイント還元制度で、ポイント還元の対象ショップは、検索結果や商品ページで「キャッシュレス5%還元対象」のアイコンが付く
検索ページでの「キャッシュレス5%還元対象」のアイコン掲載イメージ
「楽天市場」で10月から始まるキャッシュレス決済を利用したユーザーに対するポイント還元制度で、ポイント還元の対象ショップは、検索結果や商品ページで「キャッシュレス5%還元対象」のアイコンが付く
商品ページでの「キャッシュレス5%還元対象」のアイコン掲載イメージ

ユーザーが「楽天カード」を利用した場合、「楽天スーパーポイント」で還元する。「楽天カード」以外を利用した場合は、カード発行会社が定める還元方法が適用される。

「楽天カード」を使った場合のポイント還元の上限は、1か月あたり「楽天スーパーポイント」(通常ポイント)1万5000ポイントまで。

「楽天市場」で10月から始まるキャッシュレス決済を利用したユーザーに対するポイント還元制度で、ポイント還元の対象ショップは、検索結果や商品ページで「キャッシュレス5%還元対象」のアイコンが付く
「楽天市場」での買い物で5%分のポイント還元を受けることができる買い物ステップ

楽天ペイ(オンライン決済)は11月1日以降の買い物から、ポイント還元の対象になる予定。

楽天ペイ(アプリ決済・実店舗決済)、楽天銀行デビットカードなどもポイント還元

「楽天市場」以外で、楽天グループが手掛ける楽天カード、楽天ペイ(アプリ決済・実店舗決済)、楽天銀行デビットカード、楽天銀行プリペイドカード決済などを対象加盟店で使った場合にも、ポイントや現金を還元する。

政府によるポイント還元事業の期間は、2019年10月から2020年6月までの9か月間。予算は約2800億円。期限前に予算を使い切った場合、終了が早まる可能性がある。

この記事のキーワード

この記事をシェアしてほしいタヌ!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored

「声のする方に、進化する。」会社全体最適を目標とするワークマンの「補完型EC」 が実践する「レビューマーケティング3.0」とは? 12月17日 7:00 「所有から利用へ」の潮流をAIで勝ち抜く。事例で学ぶレンタル・リユースビジネスの成功法則とEC構築術 12月16日 7:00 「サムソナイト」「グレゴリー」のEC改善事例。CVR改善+購入完了率が最大45%増の成果をあげたアプローチとは 11月12日 7:00 スマホゲーム「モンスト」ファンがお得にアイテムを購入できる「モンストWebショップ」はなぜ「Amazon Pay」を選んだのか。導入効果+UI/UX向上に向けた取り組みを聞いた 10月30日 7:00 アンドエスティが「3Dセキュア2.0」の超効率的運用に成功したワケ。オーソリ承認率大幅改善、売上アップにつながった不正対策アプローチとは? 10月28日 7:00 EC業界で市場価値を最大化する――「全体を見渡せる人材」になるためのキャリア設計 10月27日 7:00 転売ヤーが引き起こすEC市場の混乱に立ち向かう! Shopifyパートナー・フラッグシップが提案する最新対策 9月29日 8:00 14か月で累計売上30億円超え。 韓国のネイルブランド「ohora」の急成長を支えたEC戦略とは 9月22日 8:00 生成AI検索が変える消費者の購買行動。UGC活用でサイト流入を最大化する 9月10日 8:00 ほしい商品が見つからないイライラを解消し、CVRを向上! 検索機能強化と顧客満足度アップを実現するBtoB-ECサイト改善のポイントとは? 9月9日 7:00