NIKEが物流倉庫にAI自動運搬ロボットを200台以上導入
ギークプラスの自動運搬ロボットを導入した。ロボットが商品棚を持ち上げてピッキングスタッフのところへ棚を運ぶため、倉庫内を人が歩いてピッキングする必要がない。
人工知能(AI)を活用した物流ロボットを開発・提供するギークプラスは2月4日、自動運搬ロボット「EVEシリーズ P500R」をNIKEの物流倉庫に導入したと発表した。
千葉県市川市内の新倉庫で200台以上が稼働。NIKEの倉庫の運営は、大和ハウスグループのアッカ・インターナショナルが担っているという。
ギークプラスの自動運搬ロボットは、商品棚を持ち上げてピッキングスタッフの目の前へ運ぶため、倉庫内を人が歩いてピッキングする必要がない。ピッキングスタッフは棚から商品を取り、指定された「出荷BOX」へ入れる作業フローとなる。
現在、豊田通商やアルペングループ、大和ハウスグループ、アッカ・インターナショナル、ビックカメラ、DHL、TSIホールディングス、DENSO、森永乳業、日立物流、SGホールディングス、ミドリ安全などが導入しているという。
ギークプラスによると、日本で初めてギークプラスのロボットを導入したアッカ・インターナショナルは、800坪の倉庫敷地内で20人の作業スタッフを4人に減らした。1億5000万円の投資を3年で回収する見込み。
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