石居 岳 2020/6/5 9:00

ヤマトホールディングス傘下のヤマトロジスティクスは6月1日、事業者の返品対応業務を支援する「返品・交換サポートサービス」に新たな機能を追加した。ユーザーの利便性向上、事業者の返品業務の効率化を支援する。

商品を返品したいユーザーは自宅で集荷を待つことなく、オープン型宅配ロッカー「PUDO(プドー)」、コンビニ(セブン-イレブン、ファミリーマート)、宅急便センターにQRコードを表示したスマホ、荷物を持ち込むだけで簡単に返品発送ができる。

メーカーの商品回収、EC事業者の返品対応、リユース事業者の買い取り対応の利用を見込む。

新機能は、スマホに送られてくるSMS(ショートメッセージサービス)のURLからQRコードを取得し、伝票を手書きすることなくコンビニや宅急便センターから返品発送ができる仕組み。「PUDO」を選ぶと完全非対面での返品発送が可能になり、安心して利用できるとする。

ヤマトロジスティクスは6月1日、事業者の返品対応業務を支援する「返品・交換サポートサービス」に新たな機能を追加
運用イメージ

QRコードを利用することで、事業者は「誰から何がいつ戻ってくるのか」をタイムリーにデータで管理、返品業務の効率化を図ることが可能。簡単な返品の実現で、顧客満足度の向上につながるとしている。

事前にシステム上で返品情報を把握できるため、返品商品到着後の検品業務の効率化や再商品化のスピードを高めることができるという。

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