石居 岳 2020/9/3 10:00

楽天は8月、グループで運営する自動車関連の総合サービス「楽天Car」で、中古車販売に特化した新たなプラットフォームの運営をスタートした。

プラットフォームには、楽天グループの楽天カーが運営する「楽天Car直販店」、プロトコーポレーションが運営する「グーネットモール」が出店。10万台以上の中古車を掲載している。

コロナ禍において、自動車販売のEC化、家族や個人での移動手段としての自動車の需要が高まることが予測されている。中古車販売店と多様な社会的ニーズを満たすために、中古車販売に特化したプラットフォームを開始した。

「楽天Car直販店」では、車の外装や内装をページ上で360度回転して確認できる写真(360°view)、傷まで見える詳細写真などを掲載し、車両を隅々まで確認することができる。商品の比較、検討、購入契約、納車までの手続きをオンラインで完結できることが可能。1年間無料の「楽天Car保証」も提供している。

「グーネットモール」では、国内最大級の車・ポータルサイト「グーネット」で提供している車両状態開示サービス「ID車両」が付帯されている中古車を購入できる。

プラットフォームでは、ユーザーが「走行距離」「年式」「ボディタイプ」「販売エリア」などによる商品の絞り込み機能、1台当たり最大80枚の画像、車両装備や運転支援機能などの情報を活用しながら、中古車の購入を検討できる。購入金額に応じて100円(税込)につき「楽天ポイント」1ポイントを付与する。

楽天はこれまで、「楽天Car」で自動車の買い取りオークション、車検予約、タイヤ取り付けサービスといった自動車関連サービスを展開。「楽天市場」では、中古車などの販売を行ってきた。

楽天は2020年2月、楽天グループで運営する各自動車関連サービスを「楽天Car」ブランドとして統合。自動車の購入や売却、洗車、車検などのサービスを1つのブランドに集約した。中古車販売プラットフォームの運営など自動車関連サービスのEC化を推進し、提供するサービス領域を拡大していく。

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