ビックカメラのクラウドファンディングから一般販売までを一気通貫で支援する「ビックFIRE」とは

「ビックFIRE」は、CAMPFIREのクラウドファンディング「CAMPFIRE」に起案される先進的で魅力的な商品に対し、資金調達からプロモーション(ビックカメラグループの店舗・EC・SNS)までをサポートするプロジェクト

石居 岳

2022年3月25日 8:00

ビックカメラはクラウドファンディングサービスを手がけるCAMPFIREと共同で、商品販売支援プログラム「ビックFIRE」を開始した。

「ビックFIRE」は、CAMPFIREのクラウドファンディング「CAMPFIRE」に起案される先進的で魅力的な商品に対し、資金調達からプロモーション(ビックカメラグループの店舗・EC・SNS)までをサポートするプロジェクト。

ビックカメラに来店する顧客にも商品を手に取ってもらえる機会を創出。顧客の暮らしに寄り添った提案を行えるようにする。

「ビッグFIRE」ではテーマに沿った商品を扱うクラウドファンディングプロジェクトの募集を行う。1回目のテーマは「自宅で極上の時間を」に設定した。

募集期間中に「CAMPFIRE」でクラウドファンディングプロジェクトを起案し「ビッグFIRE」にエントリー、成立資格を満たしビックカメラによる審査を通過した場合、ビックカメラの店舗やECなどの販路を提案する。

ビックカメラはクラウドファンディングサービスを手がけるCAMPFIREと共同で、商品販売支援プログラム「ビックFIRE」を開始
「CAMPFIRE」について(画像は特設サイトから編集部がキャプチャ)

第1回ではエントリーの中から10月に大賞および各部門賞を選出。受賞商品はビックカメラ大型店舗の特設ブースで、商品展開および販売機会を提供する。

これまでクラウドファンディングと一般販売の間には明確な隔たりがあり、それぞれ別の事業領域と捉えられることが少なくなかった。クラウドファンディングで話題になった商品の販路を獲得できていない、一般販売での販売成功にクラウドファンディングの成果を生かしきれていないという課題があった。

ビッグカメラとCAMPFIREは、「ビッグFIRE」を通してアイデアを持つスタートアップ企業、ベンチャー企業が気軽に「挑戦しやすい社会」を作る。消費者に先進性・専門性の高い商品の提案ができる環境を整えていく。

第1回テーマ「自宅で極上の時間を」の募集概要

  • 応募期間:2022年3月24日(木)~9月15日(木)正午まで
  • 募集テーマ:メインテーマ「自宅で極上の時間を」
    • ①ペット部門:ペットも人も幸せになれる商品
    • ②在宅ワーク・ビジネス部門:在宅ワークやパソコンを使用した業務に関する困りごとを解決し、より快適にできる商品
    • ③調理・生活部門:食事や自宅で過ごす時間をより豊かに、楽しくできる商品
  • 応募方法:「ビックFIRE」の特設サイトよりエントリー

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