バリューコマースと「ハフポスト日本版」などのBuzzFeed Japanがアフィリエイト事業で提携
Zホールディングスグループのバリューコマースは5月16日、デジタルメディア企業のBuzzFeed Japanとアフィリエイト事業の提携に関する契約を締結した。
提携内容は、BuzzFeed Japanが運営する「BuzzFeed Japan」「ハフポスト日本版」メディアサービスにおいて、バリューコマースのアフィリエイトサービスを活用する広告主の商品・サービスを訴求する記事コンテンツの制作、アフィリエイトリンクを設置した記事の掲載がメイン。
ユーザーがアフィリエイトリンクを経由して商品・サービスを購入した場合、バリューコマースがBuzzFeed Japanにアフィリエイト報酬を支払う。
アフィリエイト事業はメディアネットワークの差別化が事業拡大のカギとなる。バリューコマースがBuzzFeed Japanと事業提携したのは、独自・独占メニュー開発などの連携強化が必要と判断したためだ。
BuzzFeed Japanは、「BuzzFeed Japan」「ハフポスト日本版」「BuzzFeed Japan News」「Tasty Japan」「BuzzFeed Kawaii」というバーティカルメディアを運営。月間ユニークビジターは3500万人を超える。
バリューコマースは優れた広告主・案件を紹介することで、コンテンツの拡張、アフィリエイトリンクの追加などで、メディアのマネタイズを支援。BuzzFeed Japanの読者には、新たなコマース体験を提供できるとしている。
なお、BuzzFeed Japanは同日、朝日放送グループホールディングスと資本業務提携を締結。BuzzFeed Japanの21.5%の発行済株式を、Zホールディングスから現金を対価として取得する。出資後の持株比率は朝日放送グループホールディングスが21.5%、BuzzFeedが51%、朝日新聞社が24.5%、バリューコマースが3%となる。