Twitterマーケティングは4割超が「ECでの新規顧客獲得・売上増加」などに費用対効果が高いと回答
アライドアーキテクツが実施した「企業によるTwitterマーケティング実態調査2022」によると、Twitterマーケティングの費用対効果は4割超が「非常に高い」「高い」と実感していることがわかった。
「Twitterマーケティングの費用対効果の実感」について聞いたところ、「認知向上」「態度変容」「ECでの新規顧客獲得・売上増加」「店舗の来客数増加」「店舗での売上増加」のいずれの目的で、費用対効果の実感が「非常に高い」「高い」が40%を超えた。
従来のTwitterマーケティングは、認知獲得施策に重きを置く企業が多かったが、今回調査ではEC売上や店舗送客などの目的でも費用対効果を実感している企業が多いことがわかった。
「予算をかけている施策別の費用対効果の実感」について分析したところ、企業間コラボやライブ配信、UGC生成・活用に取り組んでいる企業が、Twitterマーケティングの費用対効果の高さを実感する傾向にある。店舗への来客数増加への効果を例にとると、これらの施策に取り組む企業は66%以上が費用対効果の実感を「非常に高い」「高い」と回答している。
「現在実施中のTwitterマーケティング施策」では、アカウント運用(47.9%)や広告出稿(認知拡大目的31.5%)、広告出稿(Webサイト訪問・コンバージョン目的28.1%)が上位にあがった。
キャンペーンやインフルエンサーといった従来施策に加え、UGC(口コミやハッシュタグ付きのユーザー投稿など)の生成・活用施策(14.2%)、企業間コラボ(11.3%)、Twitter内の話題化・口コミ施策、ライブ配信(12.0%)、スペース(音声配信10.5%)などの施策も一定数の企業が取り組んでいる。
調査の総括
現在のTwitterマーケティングは多様化してきている。Twitterを活用する企業は、アカウント運用や広告出稿に加え、企業間コラボやUGC生成・活用、ライブ配信などにも予算を投下しながら、より購買や来店につながりやすい施策設計を行うことで、さらにその成果が高まると考えられる。
調査概要
- 調査名称:あなた自身に関する調査
- 調査主体:アライドアーキテクツ株式会社
- 調査時期:2022年6月16日~6月18日
- 調査方法:Fastask(株式会社ジャストシステム提供)でアンケート調査を実施
- 調査対象:全国に住む22~59歳の男女(Twitterを活用したマーケティング・プロモーション業務に携わっているヒト)
- 調査対象数:858人