不動産・住宅情報サイト「HOME'S」を運営するネクストは12月12日、「消費税が10%に上がった場合の節約意識」についての調査結果を公表、それによると8割以上のユーザーが「節約する」と回答した。

回答の内訳を見ると、「かなり節約すると思う」が42.4%、「少し節約すると思う」が40.9%。合わせて83.3%もの人が「節約」を考えていることがわかった。「特に変化はない」は16.7%だった。

ネクストによると「現状既に節約をしている人が7割近くいる」としており、さらなる家計の引き締めが行われる可能性があるとまとめている。

ネクストが実施した「消費税が10%に上がった場合の節約意識」①

消費税10%になった場合、今よりも節約するかについて

年齢別で考察すると、20~30代で「節約する」が多く、30代では48.4%が「かなり節約する」と回答している。一方、20代では22.5%が「特に変化はない」と回答し、「若年層の方は将来に対して悲観的な見方をする層と前向きな見方をする層の2極化が見てとれた」とネクストは分析している。

40~50代のミドル層は若年層と比較すると、「節約する」と回答している人の割合が高い。40代では86.9%、50代では85.0%が「節約する」と回答。ネクストは「漠然とした将来への不安があるといえる」とまとめている。

ネクストが実施した「消費税が10%に上がった場合の節約意識」②

年齢別の傾向について

第47回衆議院議員総選挙後の報道番組で、安倍晋三首相は2017年4月の消費税率10%への再引き上げを予定通り実施する方針を表明している。

調査概要は以下の通り。

  • 調査実施期間:2014年12月3日~2014年12月4日
  • 調査対象者:20歳~59歳までの男女
  • 調査方法:インターネット調査
  • 有効回答数:484サンプル
担当編集者のコメント: 

2015年10月に予定されていた消費税の再増税は、2017年4月に延期される見通し。EC事業者は約2年3か月後に再び消費増税が行われることを前提に、サイト運営をする必要がありそうだ。

調査会社のマーシュが2015年10月の消費増税を前提に消費者意識を調査(2014年9月に実施)したところ、「まとめ買いや駆け込み購入する予定である、おそらくすると思う」が65.3%にのぼった。

2014年4月の増税前に「まとめ買いや駆け込み購入した」ユーザーは53.5%(マーシュ調査)。2017年の再増税時に駆け込み購入するであろう消費者は、2014年と比べてさらに増えると考えるべきだろう。

価格対策、付加価値のある商品やサービス提供、商品調達、リピーター作り……2年3か月後を見越していまから対策を進めていきたい。

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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

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