【消費税10%】首都圏の既婚女性9割が「買い物・消費に影響する」、6割が「家計を見直したい」
花王が独自に生活者調査を実施した
花王が実施した消費増税に関する生活者意識調査によると、2019年10月に消費税が10%に上がることを踏まえ、首都圏在住の既婚女性の9割以上が「増税は買い物・消費に影響する」と回答した。全体の6割は「増税までに家計を見直したい」と答えている。
「消費税が10%に上がることは、あなたの日常の買い物・消費にどれくらい影響すると思いますか?」という質問に対し、「かなり影響すると思う」を選んだ割合は58%だった。「少し影響すると思う」(34%)と合わせて回答者の92%は影響があると回答した。
買い物や消費に対する具体的な影響としては、「必要な物しか買わなくなる」「セールの時にまとめて買う」といった買い方の変化があげられた。
また、「10,000円買ったら消費税が1,000円になるから一層気になる」や「1,000円以上の買い物は慎重になる」など、購買意欲に影響するという意見もあった。
消費税が10%に上がる時期を「知っている」と答えたのは、約半数だったという。
消費税が10%になる前に、家計の見直しを行う意欲があるか質問したところ、家計を見直すと答えた割合は60%だった。増税時期の認知状況別に見ると、増税年月を知っている回答者では69%、増税年月を知らない回答者では54%だった。
2014年4月の消費増税時(5%から8%に変更)の駆け込み需要に関する過去の調査(花王が2014年に実施)によると、食品や日用品などを前倒しで購入した消費者のうち、7~8割は3月中旬以降に購入している。
調査概要
- 調査名:増税意識定量調査
- 調査期間:2018年4月
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:首都圏在住20~60代既婚女性
- 回答者数:500人
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