セール利用や価格の安いECサイトを探す消費者増える、増税後の消費行動をカウネットが調査
増税後にECサイトで商品価格の安い店舗を探して購入する消費者が増えていることが分かった
オフィス用品のカウネットは7月14日、運営する働く女性向け情報サイト「わたしみがき」で消費税増税に関する調査を実施、増税後にECサイトで商品価格の安い店舗を探して購入する消費者が増えていることが分かった。加えて、セール商材や「お買い得な日」を意識して利用するなど、購入意識の変化が顕著に表れているようだ。
今回の調査は「わたしみがきアンケートレポート」として、2014年5月23日から6月3日に全国の会員に実施、271人から回答を得た。
消費税増税後、生活の中の変化で「積極的に行うようになったこと」として、「ネットショップで安い店を探して買うようになった」と回答した人は12.5%に上った。
買い物に対する消費意識は高くなってきているようで、「『お買い得な日』を意識して買うようになった」が38%、「セールになっているものを、意識して買うようになった」が29.9%。最も多かったのは「価格表記が外税化内税かを気にするようになった」が57.6%だった。
増税後、「ものの値段が上がったと感じるか」という設問には、「感じる」が65.3%、「やや感じる」が30.6%で、物価が上がったと感じる消費者が多数を占めている。
消費税増税直後と2カ月後の意識の変化としては、「消費税増税直後は意識していたが、慣れてきたためあまり意識しなくなった」と回答した人が17.7%。「約2カ月がたったが、消費税増税直後と同様に意識している」は47.2%に上っている。
価格表記では、「税込価格が良い」が76.0%、「両方わかりやすく表示するのが良い」が20.7%だった一方、「税抜表記が良い」と回答した人はわずかに1.5%だった。
調査方法は以下の通り。
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:全国の有職女性(『わたしみがき』会員および『カウネットモニカ』会員)
- 有効回答数:271人
- 調査時期:2014年5月23日~2014年6月3日
- 調査実施:株式会社カウネット わたしみがき編集部
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