「SDGs」に積極的な企業は「好感度が上がる」と消費者の約7割が回答

SDGsに関する意識、職場での環境に配慮した取り組みや商品使用に対する関心度などを全国の男女合計1141人に聞いた調査結果

瀧川 正実

2022年6月14日 10:00

コクヨグループでオフィス通販を行うカウネットが実施した調査「SDGsと環境に配慮した商品について」によると、SDGsに積極的な企業は好感度が上がると消費者の約7割が回答した。

オフィスの実態や困りごとについて調査するコミュニティサイト「カウネットモニカ」会員全国の男女1141人を対象に実施した。

主な内容は次の通り。

  • 企業の「SDGs」に対する取り組みを知ると、その企業の好感度が上がると約7割が回答
  • 「SDGs」の17の目標の認知度は約8割。2021年8月実施の調査結果よりも約15%増加、内容まで把握している人は約3割で約9%増加
  • 「SDGs」の17の目標で、個人が最も取り組みたい/取り組むべきと思うものは「すべての人に健康と福祉を」。企業に対しては「働きがいも経済成長も」
  • 職場で再利用しているものは「コピー用紙」「クリヤーホルダー」「筆記具」が上位
  • 環境に配慮したアイテムの購入・使用への個人の関心度は約7割、2020年1月実施の調査結果よりも約9%増加した。職場の関心度は約4割で約11%増加した
  • 多少高価でも環境に配慮した商品を選びたい人は回答者のうち、約半数を占めた
  • 職場での環境配慮への取り組みは「ゴミの分別」「不用品のリサイクル」が上位

企業のSDGsの達成に貢献する活動やSDGsに関連した商品・サービスを提供する取り組みを知ると、その企業に対する好感度は上がるかを聞いた質問には、「そう思う」が28%、「ややそう思う」が43%で、約7割が好意的な回答だった。

コクヨグループでオフィス通販を行うカウネットが実施した調査「SDGsと環境に配慮した商品について」 SDGsに関連した商品・サービスを提供する取り組みを知った際の好感度について
SDGsに関連した商品・サービスを提供する取り組みを知った際の好感度について

SDGsに関連した商品やサービスを提供している企業について、感じている印象を自由記述で聞いた質問には、「企業の看板にSDGsがうたってあると、企業利益ばかりではなく、社会貢献活動にも熱心な会社だと思えるので、自分のできる形で応援したいと思う」「優良企業で利益追求だけにあくせくするのでなく、企業の持続性、将来性をも考えている会社。その結果良い製品を作り出していると思う」といった回答があがった。

一方、「SDGsに関連する取り組みは、企業にとって当たり前のことだと思う。SDGsで提唱されているから実施するのではなく、それ以前から実施している企業もあると思う。何でもSDGsに関連付けてアピールすると、逆に好感度は低くなる」という意見あった。

「SDGs」という言葉を聞いたことや目にしたことがある人は93%。2021年8月に実施した調査結果と比較すると約6ポイント高くなった。

コクヨグループでオフィス通販を行うカウネットが実施した調査「SDGsと環境に配慮した商品について」 「SDGs」という言葉を聞いたことや目にしたことがある人
「SDGs」という言葉を聞いたことや目にしたことがある人の割合

「SDGs」の17の目標の認知について聞いた質問には、「知っている」と回答した人が82%、2021年8月実施の調査結果よりも15ポイント程度増加。「内容まで把握している」と回答した人は約3割で約9ポイント増えた。

コクヨグループでオフィス通販を行うカウネットが実施した調査「SDGsと環境に配慮した商品について」 「SDGs」の17の目標の認知について
「SDGs」の17の目標の認知について

「SDGs」の17の目標で、個人が最も取り組みたい・取り組むべきと思うものについては、「すべての人に健康と福祉を」が16%、「平和と公正をすべての人に」が13%で上位。「日本の企業」について聞いた同様の設問では、「働きがいも経済成長も」が18%でトップだった。

コクヨグループでオフィス通販を行うカウネットが実施した調査「SDGsと環境に配慮した商品について」 「SDGs」の17の目標で、個人が最も取り組みたい・取り組むべきと思うもの
「SDGs」の17の目標で、個人が最も取り組みたい・取り組むべきと思うもの

環境に配慮した「認知やマーク」で知っているものは、「エコマーク」が87%でトップ、次いで「グリーンマーク」が69%、「再生紙使用マーク」58%、「WWFマーク」55%だった。

コクヨグループでオフィス通販を行うカウネットが実施した調査「SDGsと環境に配慮した商品について」 環境に配慮した「認知やマーク」で知っているもの
環境に配慮した「認知やマーク」で知っているもの

環境に配慮した「製品」で知っているものは、多い順に「リサイクル製品/再生原料使用製品」63%、「簡易包装製品」58%、「バイオマスプラスチック製品」57%だった。

コクヨグループでオフィス通販を行うカウネットが実施した調査「SDGsと環境に配慮した商品について」 環境に配慮した「製品」で知っているもの
環境に配慮した「製品」で知っているもの

職場ですぐに廃棄せずに再利用しているものを聞いた質問の回答は、「コピー用紙の裏紙を使用」が約8割に上った。その他、「クリヤーホルダーの再利用」が68%、「筆記具の替え芯を使用」が58%で続いた。

コクヨグループでオフィス通販を行うカウネットが実施した調査「SDGsと環境に配慮した商品について」 職場ですぐに廃棄せずに再利用しているもの
職場ですぐに廃棄せずに再利用しているもの

環境に配慮したアイテムを購入して使用することへの個人の関心は、「とても関心が高い」16%、「関心がある」50%で、約7割が関心ありと回答し、2020年1月実施の調査結果よりも約9ポイント増。職場について聞いた同様の設問では、「関心あり」と回答した人は約4割で約11ポイント増えた。

コクヨグループでオフィス通販を行うカウネットが実施した調査「SDGsと環境に配慮した商品について」 環境に配慮したアイテムを購入して使用することへの個人の関心
環境に配慮したアイテムを購入して使用することへの個人の関心

同じ商品であれば多少高価でも環境に配慮した商品を選びたいかどうかを聞いた質問には、「そう思う」14%、「ややそう思う」34%で、好意的な回答をした人が約半数を占めた。

コクヨグループでオフィス通販を行うカウネットが実施した調査「SDGsと環境に配慮した商品について」 同じ商品であれば多少高価でも環境に配慮した商品を選びたいかどうか
同じ商品であれば多少高価でも環境に配慮した商品を選びたいかどうか

職場で取り組んでいる環境に配慮した取り組みとしては、「ゴミの分別」が72%でトップ、次いで「不用品のリサイクル」45%だった。ゴミの削減や使用後商品の再利用など、環境に配慮したさまざまな取り組みが行われている。

コクヨグループでオフィス通販を行うカウネットが実施した調査「SDGsと環境に配慮した商品について」 職場で取り組んでいる環境に配慮した取り組み
職場で取り組んでいる環境に配慮した取り組み

環境に配慮した商品について、今後職場ではどのようなものを購入・使用したいかを聞いた質問への回答は、「コピー用紙・インク・トナー」が最も多い56%、次いで「文房具・事務用品」51%だった。

コクヨグループでオフィス通販を行うカウネットが実施した調査「SDGsと環境に配慮した商品について」 環境に配慮した商品について
環境に配慮した商品について

調査概要

  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査時期:2022年5月12日~18日
  • 調査対象:全国の男女(「カウネットモニカ」会員)
  • 有効回答数:1141人
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