読売巨人軍が導入するMLB採用のネット通販などのビジネスモデルとは?ファナティクス+NIKEで取り組むファンサービス
読売巨人軍とファナティクス・ジャパンはこのほど、長期のパートナーシップ契約を締結したと発表した。
ファナティクスは2023年から、巨人軍の球団公式通販サイト「ジャイアンツオンラインストア」、東京ドームの直営グッズショップ「G-STORE」などを一手に運営する。
オンラインストアは2023年1月下旬、東京ドームの実店舗は2023年シーズンの開幕を目途にリニューアルオープンする予定。
また、読売巨人軍はナイキジャパンとパートナーシップ契約を締結。ナイキは2023年シーズンから読売ジャイアンツの公式ユニホームサプライヤーとなる。ナイキは現在、米MLB30球団のユニホームを手がけている。
ファナティクスとオフィシャルパートナーのナイキによる包括的なグローバルパートナーシップは、MLB(メジャーリーグ・ベースボール)などで成功を収めているビジネスモデルという。スポーツクラブ単体としては読売巨人軍が世界で初めて採用する。
ファナティクスは、ライセンススポーツマーチャンダイジング業界のグローバルリーダー。MLB、NFL(米ナショナル・フットボールリーグ)、NBA(米プロバスケットボール協会)、チェルシー、パリ・サンジェルマンなど900以上の世界有数のスポーツ組織、クラブ、リーグと提携。テクノロジーを駆使してジャージーなどの商品をタイムリーに受注生産で製造、ネット通販などを活用して販売している。
NFL、MLB、NBAや大学スポーツ、パリ・サン=ジェルマン(PSG)、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、マンチェスター・シティなど300超のECサイトを運営している。
読売巨人軍との取り組みは、マスターライセンシーとして、読売ジャイアンツのユニホームや選手のパフォーマンスアイテム、ナイキブランドのアパレルなどを企画・製造。オンラインストアと実店舗で販売する。
優勝記念グッズや記録記念グッズなど、ジャイアンツと選手の特別な瞬間を称えるメモリアルなアイテムも企画・製造、より幅広いファンに提供していく。