クックパッドがローソンの食品ロス削減に協力。期限切れ商品を生鮮食品ECで値引き販売&受取は「生鮮宅配ボックス」
クックパッドが運営する生鮮食品EC「クックパッドマート」は、ローソンによる食品ロス削減のための実証実験に協力。ローソンの販売期限切れ商品の値引き販売を開始した
クックパッドは12月13日、消費期限内でありながら「販売期限切れ」となったローソンの対象商品を生鮮食品EC「クックパッドマート」で販売する取り組みを始めた。ローソンが実施する食品ロス削減のための実証実験に協力する。
対象商品はローソンの店頭撤去後に値引きし、「クックパッドマート」で販売。ユーザーは実験店舗に設置した生鮮宅配ボックス「マートステーション」で商品を受け取ることができる。
「クックパッドマート」で注文、ローソン112店舗の「マートステーション」で受取
ローソンが販売期限切れの商品を値引き販売する実証実験を行うのは初めて。食品ロスの削減をめざし、クックパッドマートのシステムと店舗設置の「マートステーション」を活用して、実証実験に踏み切った。
「マートステーション」はクックパッドが全国112店舗のローソンに設置している。ユーザーはアプリで注文した商品を受け取ることができる仕組みだ。
ローソンは、販売期限内の商品の値引き販売は創業当初から各店舗の判断で行っており、現在約9割の店舗で実施しているという。今回の実証実験を通じて、さらなる食品ロスの削減をめざす。
実証実験ではデザート10品目を値引き販売
実証実験では、販売期限の切れたデザート10品目を、東京都内のローソン店舗に設置した「マートステーション」を活用して値引き販売する。
対象商品のうち販売期限を消費期限当日の午前0時としているデザートを店頭から撤去後、「クックパッドマート」のアプリに店舗スタッフが商品名・数量・値引き額を登録。冷蔵保管する。「クックパッドマート」ユーザーからの注文が入り次第、注文商品を「マートステーション」に移す。
注文したユーザーは都合の良いタイミングで「マートステーション」から商品を受け取る。
実証実験は2023年1月末まで
実証実験の概要は次の通り。
- 実験期間:2022年12月13日~2023年1月31日まで
- 実験店舗:ナチュラルローソン芝浦海岸通店(住所:東京都港区芝浦4ー13ー23)
- 対象商品:販売期限切れのデザート10品。商品名・価格は次の表の通り(実証実験開始時点)
- 販売方法:クックパッドマートで注文・決済の上、店舗設置のマートステーションにて商品受け取り
- 注文受付期間:消費期限当日の0時から11時の間
- 商品受け取り期間:消費期限当日の12時から23時の間
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