SNSのシェアで割引購入+商品は工場直送で低価格販売+ターゲットは20~30歳代のアパレルECサイト「12HiTOE」とは?
越境EC事業を手がけるKENTOSHIは、アパレルECサイト「12HiTOE(ヒトエ)」を開設した。海外のアパレル商品を国内向けに低価格で販売する。「12HiTOE」は通常の商品購入フローのほか、SNSで商品をシェアすると割引価格で購入できる「シェア割」機能を備える。
ターゲット層は20~30代女性で、ECサイトのユーザーインターフェースはモバイルに特化している。配送フローは、工場から商品を直送するF2C(Factory to Consumer)モデルを採用。工場から消費者に直接届けることでコストダウンし、低価格販売を実現しているという。商品のラインアップは毎月約3000点ずつ追加する。
「シェア割」で購入する場合は、ECサイトのなかの「シェア割」ページに遷移し、購入したい商品を選択。「シェア割に参加」ボタンをタップすると、割引がスタートする。割引率はランダムだが、購入したい商品をSNSでシェアすると割引率がアップする。
「12HiTOE」では、サイト訪問でユーザーにポイントを付与する制度を採用。たとえば、7日間連続でECサイトを訪問すると合計330ポイント、毎日ログインすると1か月で合計1320ポイント貯まる。商品購入時に1ポイント1円で換算できる。
ECサイトの開設について、代表取締役の山本達郎氏は次のように話している。
海外工場からの直販ルートによって、しっかりした品質の商品をリーズナブルに提供する。「シェア割」のように日本ではまだ少ないサービスや、コストパフォーマンスの良い買い物体験を日本のお客さまに楽しんでいただきたい。
ECサイトの開設・運営に大きく携わる取締役のJohnny Jeon氏は、次のようにコメントしている。
運用モデルをできるだけ簡潔にして、その分をユーザーに還元できるサービスを意識している。たとえば低価格での商品提供など。KENTOSHIでは、この「12HiTOE」を皮切りに、今後も越境ECを中心としたサービスの提供を計画していく。