W2がBtoCとBtoBのビジネスに対応するECプラットフォームを公開。法人取引と消費者購入を1システムで運用可能

ECプラットフォームを開発・提供するW2は3月19日、これまで提供してきたECプラットフォームにBtoB機能を統合し、1システムでBtoBとBtoCの両ビジネスに対応できる新たなECプラットフォーム「W2 BtoB向けECプラットフォーム」を公開した。
BtoBとBtoC向けECサイトを1システムで運用可能に
「W2 BtoB向けECプラットフォーム」はBtoBとBtoC向けECサイトを1システムで運用できるのが特長。受発注業務のデジタル化(DX化)による業務効率改善や新規顧客獲得や販促活動の強化を支援する。

W2は、BtoB向けECサイトとBtoC向けECサイトを別のシステムで管理・運用すると管理負担が増加し在庫や価格設定の差異などが発生するリスクがあると指摘。そこで「W2 BtoB向けECプラットフォーム」では、異なる販売チャネルを統合し、取引先情報・受注・在庫を一元管理することを可能とした。
複数のシステム運用にかかるランニングコストを削減できるほか、すべてのデータをリアルタイムで同期し、データ活用や業務効率の向上を実現するという。

従来型のBtoB取引の電話・FAXやメールでの受発注対応は記入ミスや二重入力が発生しやすく、確認作業にも手間がかかり業務効率が低かった。「W2 BtoB向けECプラットフォーム」では全取引をデジタル化、リアルタイムでの受注・在庫管理が可能で業務負担を軽減しながら、スピーディかつ正確な受発注体制を構築できるとしている。
BtoB-ECでもパーソナライズ提案を
マーケティング機能にも特長がある。同プラットフォームは、取引先ごとに最適な価格設定やコンテンツを自動で出し分けし、メール配信やプロモーションも一括管理できる。

受注データを分析し、個社ごとにパーソナライズ提案することで、成約率の向上と継続的な売上拡大を支援する。W2はその他にも、法人顧客を対象とする企業のさまざまな事業ニーズにも対応していくという。
