大嶋 喜子[執筆] 4/2 9:00

博報堂DYホールディングスが実施した「メタバース生活者定点調査2024」によると、メタバース関連のサービスの利用経験は8.7%で推計約687万人となった。メタバースに関する参考情報源は「X」(旧Twitter)が最多となり、32.8%を占めている。

調査時期は2024年11月で、対象は全国の15歳~69歳の男女3600人。

国内でメタバース関連のサービスを認知している割合は「メタバースサービス利用層」「利用なし認知層」を合わせて38.4%となり、推計約3294万人だった。前回調査の2023年はメタバースの認知率が40.5%で、2.1ポイント減少している。

メタバース関連のサービスの利用経験について聞いたところ、全体の8.7%、推計約687万人が「利用経験がある(2-3ヶ月以上での利用)」と回答。前回調査の8.4%から0.3ポイント増加している。

メタバース関連サービスの利用率と認知層
メタバース関連サービスの利用率と認知層

サービス利用前のイメージは「親しみの持てる」が10.8%(前回調査比3.5ポイント増)。「手軽な・簡単な」が9.6%(同2.4ポイント増)で続いた。

「オタクが多い」は7.4%(同4.0ポイント減)、「先進的な・最先端」は12.4%(同3.7ポイント減)といった回答は前回調査よりも減少しており、メタバースへの親和的イメージが増加している。

メタバースに関するサービス利用前のイメージ。前回調査比で増加率が多かった5項目(左)、前年比で減少率が多かった5項目(右)
メタバースに関するサービス利用前のイメージ。前回調査比で増加率が多かった5項目(左)、前年比で減少率が多かった5項目(右)

利用層のメタバース関連サービスの参考情報源は「X」が32.8%(同7.0ポイント増)。次いで「LINE」が17.4%(同1.3ポイント増)、「Instagram」が15.4%(同0.8ポイント増)だった。

メタバース関連サービスにおける参考情報源
メタバース関連サービスにおける参考情報源

メタバースサービス内で企業の広告に接触した利用層の態度変容は、最多が「その企業の名前を知った」で33.4%(同1.6ポイント増)。「その企業に興味を持った」が28.3%(同3.1ポイント増)で続いた。

このほか、「その企業のSNSをフォローした」は10.7%(同5.0ポイント増)となっている。

メタバース内広告接触による態度変容(前年調査比の差が大きい順)
メタバース内広告接触による態度変容(前年調査比の差が大きい順)

好きな有名人カテゴリは、メタバースサービスの「利用層」では「VTuber」が14.8%だったが、「興味あり未利用層」では「VTuber」は3.9%だった。どちらの層でも、「YouTuber」「男性アイドル・タレント・俳優」が上位となっている。

好きな有名人カテゴリ(上位10項目)
好きな有名人カテゴリ(上位10項目)

総務省が発表したメタバース市場の予測(令和6年版 情報通信白書)によると、メタバースの日本市場は2023年に2851億円(見込み)だったが、2027年には2兆59億円まで拡大すると予想されている。

調査概要

  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査時期:2024年11月
  • 調査対象:全国の15歳~69歳の男女(事前スクリーニング調査:7万9982人、本調査:3600人)
  • 調査機関:マクロミル
  • 分析/集計期間:エム・アール・エス広告調査
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