鳥栖 剛[執筆] 6/4 7:00

一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター(JC3、Japan Cybercrime Control Center)は5月30日、模倣や詐欺など悪質なECサイトの通報受付を開始した。

通報受付のスタートは、がこれまで一般社団法人セーファーインターネット協会が実施していた「悪質ECサイトホットライン」をJC3が引き継いだ。正規サイトを模倣し金銭や個人情報を収集する目的で作成された詐欺サイトといった悪質なサイトに関する通報を受け付ける。悪質サイトの例は次の通りとしている。

  • 銀行振込などで支払いをしても商品が発送されなかった場合
  • クレジットカード情報などを盗まれた可能性がある場合
  • 運営するサイトが第三者によって改ざんされた場合
  • 運営するサイトのコンテンツ(会社情報など)を悪用された場合
一般財団法人日本サイバー犯罪対策センターが、正規サイトを模倣し金銭や個人情報を収集する目的で作成された詐欺サイトといった悪質なサイトに関する通報を受け付けている。
通報フォーム(画像は日本サイバー犯罪対策センターのサイトから編集部がキャプチャ)

JC3では通報内容を分析し、フィルタリング事業者、セキュリティ事業者などへ情報を提供していくとしている。

なお、2024年にセーファーインターネット協会からJC3へ共有された悪質なショッピングサイトなどの通報件数は3万1619件。2023年の4万7278件と比べ、1万5659件減少していた。

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