大嶋 喜子[執筆] 6:00

Psyveが全国の男女1053人を対象に実施した、「ギフトの選び方」に関するインターネット調査によると、プレゼント探しの情報源には「Google」や「Yahoo!」などの検索エンジンが最も多く使われており、これらに次いでECも多く情報源とされていることがわかった。このほか、「Instagram」やYouTubeの活用も目立った。

調査期間は2025年7月25日〜8月1日。

参考にした情報源は「検索エンジン」「EC」の2強

直近1年間で購入したプレゼントの購入決定までに参考にした情報源は、最多が「GoogleやYahoo!などの検索エンジン」で35.9%、続いてAmazon、楽天市場などの「オンラインショップ」が28.6%、「Instagram」が20.9%だった。

Psyveは「検索エンジンやECサイトで商品のスペックや価格を比較・検討した後、『Instagram』などで実際の使用例や第三者のレビューといった“リアルな情報”や“魅力的なビジュアル”に触れることで、購入への確信を深めている」と考察している。

「AI(ChatGPTなど)」と回答した人は3.4%。Psyveは「パーソナルなギフト選びの相談相手としてAIが活用され始めている可能性を示唆している」と解説している。

直近1年間で購入したプレゼントの購入決定するまでに参考にした情報源(複数回答可)
直近1年間で購入したプレゼントの購入を決定するまでに参考にした情報源(複数回答可)

探しはじめるとき、最初に使う情報源も同様の傾向

直近1年間で購入したプレゼントを探しはじめる際、最初に使った情報源について聞いたところ、最も多かったのは「GoogleやYahoo!などの検索エンジン」で20.9%、続いて「特にない」が17.0%、「オンラインショップ」が16.0%だった。

Psyveは「具体的な商品を求めて検索する層だけでなく、明確な目的なくECサイトを回遊する層や、ふとした瞬間にプレゼントを探し始める層など、ギフト探しの起点が多様化していることを示している」と指摘している。

この段階では、「AI(ChatGPTなど)」と回答した割合は0.4%。購入の決定段階では3.4%となっている。

直近1年間で購入したプレゼントを探しはじめる際、最初に使った情報源
直近1年間で購入したプレゼントを探しはじめる際、最初に使った情報源

プレゼントはパーソナルな贈り物が中心

直近1年間で購入したプレゼントの目的を聞いたところ、「誕生日」が最多で72.5%、続いて「母の日・父の日」が33.7%、「クリスマス」が27.8%だった。Psyveは「季節のイベントや行事よりも、家族や友人といった個人の特別な一日を祝う『パーソナルな贈り物』が、ギフト市場の中心」と解説している。

直近1年間で購入したプレゼントの目的(複数回答可)
直近1年間で購入したプレゼントの目的(複数回答可)

64.2%が直近1年間でプレゼントを「贈った」

直近1年間でプレゼントを贈ったかを聞いたところ、「はい」が64.2%、「いいえ」が35.8%だった。「物価高など社会情勢の変化がありながらも、プレゼントを贈るという文化は人々の生活に深く根付いている」(Psyve)

直近1年間でプレゼントを贈ったか
直近1年間でプレゼントを贈ったか

調査概要

  • 調査期間:2025年7月25日〜8月1日
  • 調査対象:全国の男女1053人
  • 調査方法:インターネットリサーチ
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