大嶋 喜子[執筆] 4/18 7:00

クロス・マーケティングが実施した「SNSに関する調査(2025年)」によると、普段よく利用するSNSのトップ3は「LINE」「YouTube」「X(旧Twitter)」だった。利用時間の内訳は、「動画視聴」「メッセージのやりとり」がそれぞれ3割後半を占めている。

調査対象は全国47都道府県の20歳〜69歳の男女1100人で、調査期間は2025年4月4日~6日。

普段よく利用しているSNSについて聞いたところ、全体平均で最も高かったのは「LINE」で60.1%、続いて「YouTube」が57.2%、「X(旧Twitter)」が35.5%だった。

「LINE」は年齢が上がるほど、「YouTube」「X」は年齢が若いほど利用率が高い傾向。「Instagram」は女性、特に20〜40歳代の利用が高い。

普段よく利用しているSNS(複数回答)
普段よく利用しているSNS(複数回答)

SNSの利用時間の内訳は、「動画視聴」が最多の37.3%、続いて「メッセージのやりとり」が36.7%、「写真・画像、文字情報(テキスト)の閲覧」が21.1%、「自ら情報発信」は4.9%だった。男女別に見ると、男性で最も多かったのは「動画視聴」で43.1%、女性は「メッセージのやりとり」で41.2%で最多だった。

SNSの利用時間の内訳(数値回答:平均値)
SNSの利用時間の内訳(数値回答:平均値)

情報収集しているジャンルを検索ツール別に聞いたところ、SNSで最も多かったのは「エンタメ・趣味」で30.1%。「ニュース・時事」が26.0%、「旅行・観光」が18.5%で続いた。

検索エンジンでは「ニュース・時事」が最多の45.1%、続いて「エンタメ・趣味」が35.9%、「旅行・観光」が31.0%だった。生成AIは「エンタメ・趣味」が6.1%、「旅行・観光」が5.7%、「ニュース・時事」が5.1%の順だった。

検索ツール別の情報収集ジャンル(複数回答)
検索ツール別の情報収集ジャンル(複数回答)

SNSに対して思うことを聞いたところ、全体で最も多かったのは「いろいろな人の考え方や価値観を知ることができる」で21.4%、続いて「友人や家族とのコミュニケーションが手軽にできる」が19.5%で、メリットを感じる意見があがった。特に年代が上がるほど、「友人や家族とのコミュニケーションが手軽にできる」と回答する割合が高くなっている。

一方で「プライバシーや個人情報の漏えいリスクが不安である」は17.8%で、3番目に多かった。

SNSに対して思うこと(複数回答)
SNSに対して思うこと(複数回答)

調査概要

  • 調査手法:インターネットリサーチ
  • 調査地域:全国47都道府県
  • 調査対象:20歳~69歳の男女1100人
  • 調査期間:2025年4月4日~6日
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