よく利用するSNSのトップ3は「LINE」「YouTube」「X(旧Twitter)」。利用時間の内訳は「動画視聴」「メッセージのやりとり」がそれぞれ3割後半

クロス・マーケティングが実施した「SNSに関する調査(2025年)」によると、普段よく利用するSNSのトップ3は「LINE」「YouTube」「X(旧Twitter)」だった。利用時間の内訳は、「動画視聴」「メッセージのやりとり」がそれぞれ3割後半を占めている。
調査対象は全国47都道府県の20歳〜69歳の男女1100人で、調査期間は2025年4月4日~6日。
普段よく利用しているSNSについて聞いたところ、全体平均で最も高かったのは「LINE」で60.1%、続いて「YouTube」が57.2%、「X(旧Twitter)」が35.5%だった。
「LINE」は年齢が上がるほど、「YouTube」「X」は年齢が若いほど利用率が高い傾向。「Instagram」は女性、特に20〜40歳代の利用が高い。
SNSの利用時間の内訳は、「動画視聴」が最多の37.3%、続いて「メッセージのやりとり」が36.7%、「写真・画像、文字情報(テキスト)の閲覧」が21.1%、「自ら情報発信」は4.9%だった。男女別に見ると、男性で最も多かったのは「動画視聴」で43.1%、女性は「メッセージのやりとり」で41.2%で最多だった。
情報収集しているジャンルを検索ツール別に聞いたところ、SNSで最も多かったのは「エンタメ・趣味」で30.1%。「ニュース・時事」が26.0%、「旅行・観光」が18.5%で続いた。
検索エンジンでは「ニュース・時事」が最多の45.1%、続いて「エンタメ・趣味」が35.9%、「旅行・観光」が31.0%だった。生成AIは「エンタメ・趣味」が6.1%、「旅行・観光」が5.7%、「ニュース・時事」が5.1%の順だった。
SNSに対して思うことを聞いたところ、全体で最も多かったのは「いろいろな人の考え方や価値観を知ることができる」で21.4%、続いて「友人や家族とのコミュニケーションが手軽にできる」が19.5%で、メリットを感じる意見があがった。特に年代が上がるほど、「友人や家族とのコミュニケーションが手軽にできる」と回答する割合が高くなっている。
一方で「プライバシーや個人情報の漏えいリスクが不安である」は17.8%で、3番目に多かった。
調査概要
- 調査手法:インターネットリサーチ
- 調査地域:全国47都道府県
- 調査対象:20歳~69歳の男女1100人
- 調査期間:2025年4月4日~6日