「YouTube」「Twitter」「Instagram」ユーザー、購買の動機は「信頼している人のおすすめ」を見るが4割以上
トレンダーズがSNSユーザー男女800人を対象に実施した「YouTube」「Twitter」「Instagram」の「ユーザーモチベーション調査」によると、SNSユーザーに対する購入への影響は「信頼している人のおすすめ」が大きく影響していることがわかった。
「Twitter」ユーザーの購買に関するモチベーション調査では、「話題である」が44.6%、「信頼している人のおすすめ」が42.9%、「世間での高評価」が42.5%。
「Instagram」ユーザーの持ちモチベーション調査における購買への影響は、「信頼している人のおすすめ」が53.4%で過半数を超えた。「話題である」が44.0%、「世間での高評価」が43.6%と拮抗。購買のきっかけにおいては、「信頼できる人/好きな人がおすすめしていた」が「Twitter」と比較して10ポイント以上高くなっている。
「YouTube」ユーザーの購買への影響では、「信頼している人のおすすめ」が44.1%、「自分に合いそう」が43.7%、「世間での高評価」が40.4%となっている。特に「信頼できる人/好きな人がおすすめしていた」や「自分に合いそうだと感じた」が上位となっており、どのプラットフォームでも「信頼できる人のおすすめ」の影響力の強さがわかった。
これらの調査結果から、SNSユーザーはプラットフォームごとに求めるものや、行動パターンが異なることがわかった。モチベーションによって使うサービスや見せる姿を微妙に変える今どきの生活者へ情報を届けるには、表面上のユーザー数や、単に“はやっているから”という理由でメディアプランニングするのではなく、SNSの特性に応じてメッセージを使い分ける「マイクロマーケティング」の戦略が重要としている。
調査概要
- 調査対象:15~49歳男女800人(性別・年代別均等割り付け)、事前調査で「週に3回以上 SNSを利用している」と回答したSNSユーザー
- 調査期間:2020年9月18日~9月23日
- 調査方法:インターネット調査
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