女性ユーザーの約6割が「Instagram」の投稿で見た商品を「購入・探す・検索」した
女性向けソーシャルメディアマーケティング事業のトレンダーズは「女性のInstagram活用」に関する意識・実態調査を実施し、その結果を9月に公表した。20~40代の女性「Instagram」ユーザー500人が対象。「Instagram」に投稿された食べ物や飲み物を見て、実際に購入したことがある人は4割強にのぼった。
「投稿で見た食べ物/飲み物を、店頭で探したことがある」人は40%。「投稿で見た食べ物/飲み物を、インターネットで検索したことがある」人は51%を占めた。投稿で見た食べ物/飲み物について「買う・探す・検索する」のいずれかのアクションを行った経験がある人は57%で、約6割だった。
食器やキッチン用品といった、投稿で見た食べ物/飲み物の関連商品を「実際に買ったことがある」のは29%、「インターネットで検索したことがある」は38%で、関連商品への波及効果も高い傾向がある。
「『Instagram』に投稿されていた内容を“真似したい”と思ったことがありますか?」との質問には、73%が「ある」と回答。その内、「ファッション」が67%、「食べ物/飲み物」が58%だった。
「Instagram」では「ファッション」「食べ物/飲み物」といったジャンルに関する画像の投稿が、ユーザーの興味を引く可能性が高そうだ。
「“食”に関する情報を得るためにフォローしている『Instagram』のアカウントがありますか?」との問いには、59%が「ある」と回答した。
トレンダーズは今回の調査について、次のようにまとめている。
“食”に関して魅力的な投稿をしているアカウントであれば、知人でなくともフォローし、参考にしていることがわかった。「Instagram」は、“食”に関する情報収集に活用されていると考えられる。