鳥栖 剛[執筆] 8:30

メガネトップはこのほど、「眼鏡市場」のECサイトとブランドサイトを統合するリニューアルを実施した。ユーザーがスムーズに情報収集から購入まで進め、利便性を向上させた。

統合リニューアルにはecbeingが提供するEC構築プラットフォーム「ecbeing」を採用。メガネという度数やレンズの組み合わせパターンが多種多様な商材をユーザーがより快適で安全に購入できるような買い物環境を実現するために、フルカスタマイズできる「ecbeing」を活用した。

店舗で購入した度数情報をECでも利用可能に

リニューアルにより、「眼鏡市場」店舗でメガネを購入したことがあるユーザーは、初回ログイン時に「店舗のご利用がある方」を選び、「お客様No.」と氏名、生年月日または電話番号を入力してから会員登録すると、店舗で購入した時の度数情報を自動でECに反映する。

初めてECサイトで購入する場合は、最初に度数情報を登録すると、2回目以降はマイページに情報を保持。これにより、より便利に「いつもの度数」でオンライン購入が可能になる。

メガネトップはこのほど、「眼鏡市場」のECサイトとブランドサイトを統合するリニューアルを実施
店舗で購入したときの度数情報が自動でオンラインショップにも反映される

さまざまなパターンのフレームとレンズの組み合わせの価格を比較しながら検討できる「あとで買う」機能

メガネの購入には、フレーム、レンズをそれぞれ選ぶ必要があり、その組み合わせによって価格が変動する。そこで、予算を考慮しながらさまざまな組み合わせのメガネを比較検討したいというユーザーに向け、「あとで買う」機能を実装。ユーザーが選択したフレームと度数やレンズの情報をカート画面でキープでき、さまざまなパターンのフレームとレンズの組み合わせ価格を比較検討しながら買い物できるようにした。

メガネトップはこのほど、「眼鏡市場」のECサイトとブランドサイトを統合するリニューアルを実施
カート内の「あとで買う」機能

「雰囲気がわかりにくい」を解決する機能を実装

また、ECサイトでメガネを購入する際、「実際にメガネをかけたときの雰囲気が分かりにくい」という課題もある。カラーレンズの場合は「レンズを通して見える景色の色味や雰囲気をイメージしにくい」といった声もあるという。リニューアルでは、カラーレンズのメガネをかけたモデルの写真、カラーレンズを通して見える景色を確認できる機能を実装した。

メガネトップはこのほど、「眼鏡市場」のECサイトとブランドサイトを統合するリニューアルを実施
レンズ選択画面

リアル店舗での体験価値の最大化を追求する一方で、オンライン上の購買体験には長らく課題を感じていた。また、ブランドサイトとECサイトを別々に運用することで、業務負荷の増大やコスト管理の煩雑さといった問題も抱えていた。今後も、システム・デザインの両面でアップデートを重ね、より見やすく、使いやすいサイトをめざすとともに、眼鏡市場ならではの商品やサービスの魅力を、オンラインを通じてさらに多くのお客さまへお届けできるよう努めていく。(眼鏡市場 担当者)

近年、ファッション系企業を中心にブランドサイトとECサイトを統合する動きが広がっている。ブランドに関する情報発信とショッピング機能の提供を一体的に行うことで、買い物体験の向上を図っている。

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