鳥栖 剛[執筆] 12:00

フレッシュロースター珈琲問屋が運営する「珈琲問屋オンラインストア」がサイトスピードの大幅改善を実現している。Reproが提供するサイトスピード改善ツール「Repro Booster」の導入により成果を出した。

注文ごとに生豆から焙煎する「オーダー焙煎」が特長のフレッシュロースター珈琲問屋が運営するECサイト「珈琲問屋オンラインストア」は、焙煎度や豆の挽き方、パッキング加工まで細かくカスタマイズでき、常に煎りたての香りと味わいを届けている。コーヒー豆のほか、器具や関連商品も幅広く取り揃えている。

「Repro Booster」は、タグを設置するだけでその日からWebサイト全体の表示速度を高速化する、特許技術を用いたサイトスピード改善ツール。サイトスピードが速くなるだけでなく、導入・運用の工数がほとんどかからないことが特長。

「珈琲問屋オンラインストア」では、サイトの速度改善を顧客体験向上のための重要なテーマとして認識していたものの、明確な成果要件を定められず着手の優先度が下がっていたという。その間にもユーザーからの指摘が増え、対応を進める中で自社での改善に一定の限界を感じ、「Repro Booster」の導入を検討した。

「Repro Booster」導入後、「珈琲問屋オンラインストア」では、Webサイトの表示速度に関する指標であるWebページで最初のコンテンツが表示されるまでの時間を示すパフォーマンス指標「FCP(First Contentful Paint)」とWebページで最も大きなコンテンツ要素が表示されるまでの時間を示すパフォーマンス指標「LCP(Largest Contentful Paint)」が大幅に改善した。

モバイルではFCPが23.1%改善(0.2秒短縮)、LCPは26.9%改善(0.4秒短縮)した。PCではFCPが48.7%改善(0.5秒短縮)、LCPが38.8%改善(0.4秒短縮)となった。FCPとLCPの改善率は、WebViewを除いた全ページ(Repro Booster適用外を含む)を対象とした、同期間同条件におけるRepro Booster稼働有無のA/Bテストの結果。比較対象はLCP、FCPの中央値。

LCPは「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」と呼ばれる指標のひとつで、SEO(検索エンジン最適化)対策においてもその改善が重要視されているという。

「長年の課題であったサイトの表示速度が大きく改善され、大変満足している。導入後は、よく寄せられていた表示速度に関するご意見がほとんどなくなり、顧客満足度の向上という大きな成果を実感した。これまで担当者が日々行っていた速度改善のための細かな施策もほとんど不要となり、本来注力すべき業務にリソースを割けるようになった。業務負荷の軽減という点でも大きな効果があった。」(フレッシュロースター珈琲問屋 通販事業部 部長 松本拓也氏)

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